奥山陽一のコラム

2011/10/27

札幌へ

 

25日から札幌に行って来ました。

 

札幌では3つの予定が待っている。

 

1つ目は車屋さんへ

 

2つ目は北営協札幌ブロック主催のフジコン受賞パーティー

 

3つ目は札幌店の最終契約確認もろもろ・・・・

 

 

 



 

 

札幌に行くにも車が無いのでどうしようか考えていたが、札幌店の契約等もあるので海すけに運転してもらう事にした。

 

毎度の事、奴の運転には首を傾げる事が多い。

いや、首を傾げるどころか頭を抱えてしまいそうになる。

 

 

今回も奴はたっぷりとやらかしてくれた。

 

 

出始め、高速道路に入ると今までに無いくらいのスピードで走っている。

 

 

横顔を見るとガチガチな常態。

 

 

 

ここで一つ発見。

 

 

 

ワイパーのレバーを下から上に動かすとする。

 

左手の動きは自ずと時計回り、右方向に動くのだけど、ワイパーを動かすたびに車も何故か右方向に流れていくのだ。

ワイパーを動かすたびに慌ててハンドルを修正する。

 

 

流石の私もその度にドキッとさせられるが、我慢して無言を貫き通した。

 

 

内心怖くてヒョエーという感じだった。

 

 

 

更にもう一つ。

これは何度か注意しているのだけど本人に治る見込みは無いと諦めている。

 

 

数台の車がトロトロと走っている。

まあ80キロで走っているとしよう。

 

 

こちらの車が100キロで走るとすれば自ずと車間距離が縮まり、アクセルを緩めて車間距離をとるか追い越すかだと思う。

 

 

 

前に2台の車がトロトロと走っていた。

 

海スケ君、すんなりと抜きに出る。

 

 

???

 

 

抜きながらスピードが落ちていくのが解る。

 

 

抜こうとする車と並びながら走っているではないか。

 

 

 

????????

 

 

 

どうした?

 

 

え?

 

 

え?じゃねえよ、高速道路だぞ。

どうしてアクセル緩めるんだよ?さっさと抜けよ。

 

 

あぁ、すみません。

 

 

 

今度は前の車をすんなり抜いた。

もう一台もすんなり抜くのかと思いきや・・・・

 

 

わざわざ前の車と抜いた車の間に割り込んでいく。

 

 

そりゃあ抜かれた車もビックリしてブレーキを掛けてしまうではないか。

 

 

トホホホ

 

 

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まあ何とか札幌に到着し、そのまま車屋さんへ。

 

ネットで後日セリに掛けられる車の中から良さげなものを候補に上げてもらった。

2日後にオークションが開催されるらしく、かなり良い状態の物があったので入札をお願いした。

 

 

車屋さんと意気投合し、話が盛り上がる。

函館から4月に単身赴任で出てきたらしく、色々と話すうちに前職が広告代理店で商品撮影をしていたカメラマンだったと聞かされた。

 

私のような適当な生き方に憧れると何度も言ってくれ、今度一緒に飯を食う約束をさせられてしまった。

私のような大人になりたいそうだが、それは絶対に止めておけと念を押しておいた。

そういえば前に富良野のSにも同じ事を言われたけど、子供に夢を見せることが出来ない大人ばかりの世の中だから、私のように適当に生きている人間がカッコ良く映るのかもしれないし、そういう気持ちが解らなくもない。

 

わたしもガキの頃、憧れる先輩は沢山いたのだから。

まあ良くも悪くも嬉しい気持ちにはさせられる。

 

 

商談も終わり、車が決まるまで代車を貸してもらう事になった。

 

 

なんと代車にアウディTT。

 

 

マジに良いの??

何度も念を押した。

 

コンピューターチューン、その他もろもろ・・・・300kmオーバーらしい。

 

是非私に乗ってみて欲しいとの事、恐縮しながら借りる事にした。

 

 

帰りの高速が楽しみ。。。

 

 

 

その後ホテルにチェックインを済ませ、海すけを自由の身にしてやり、たまには風呂で遊ぶでもオネエチャンのいる店にでも行って来いと言って野に放してやった。

 

私はそのままパーティー会場へ。

 

楽しい時間を過させてもらった。

 

パーティーも終わり二次会へ移動。

 

海すけの事だから部屋の中でボーっとしているかもしれないと思い、一緒に来ている事を話すと皆さん快く呼んで良いといってくれたので海すけに電話をし、会場を教えた。

 

案の定その辺をプラプラした後に部屋に引篭もっていたらしい。

 

すぐに行きますと言った割りになかなか来ない。

やっと到着した時には二次会も終わる頃だった。

 

 

そのまま数人で三次会へ流れた。

 

流れたメンバーは全員PGCのメンバー。

正直話には着いていけない。

 

 

来年全国の代表をやるO君と北見のK君に囲まれ、PGCに入らないかと誘われた。

 

話を逸らそうとするが、K君が珍しく酔っている様子で私に絡み付いてくる。

 

俺は北海道を盛り上げたいんすよ~~~!

全国に負けたくない、特に九州の奴らには絶対に負けたくないんすよ~~~!

PGCはしょうもないヌルイ状態だけど、奥山さんに入ってもらったらビシッと写真の話が出来ると思うんすよ~~~!

 

 

嬉しい言葉だが絡むなよ~~~!

 

まあPGCの事は良く解らないが、写真の上手い下手は別にしても今日本の写真屋の若手を動かしているのは間違いなくPGCだとは思っている。

商売の戦略が非常に上手いので、経営の事を考えるならPGCから得るものは大きなものかもしれない。

 

しかし写真の事に関しては組織そのものが消化不良を起している様に感じている。

知識は豊富だが写真は最終的に出来上がった一枚が全てなのだ。

知識だけを上から被せてもそれは全く違うのだ。

 

まあそんなこんなで囲まれる事数時間、やっとお開きとなり、さっさとホテルに戻った。

 

海すけはトイレに入ったまま数十分出てこなかったのでそのまま放置してきた。

 

ちゃんちゃん♪

 

 

 

 

 

 

 

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