2009/06/26
日肖写4 東京
2009/06/25
日肖写3 東京
三ケ日を朝8:30に出て電車に揺られながら新幹線に乗り継ぐ。
この新幹線には喫煙OKの車両が2箇所あるのが何とも嬉しい。
車内でも先生との写真談議で盛り上がりあっという間に東京に着いた。
暑い! いつも三ケ日の方が暑いと感じるけど今年は東京の方が暑い。
温度計に目をやると32℃!! ヒョエ~~~!
汗だくになりながら六本木ミッドタウンのフジフォトサロンに辿り着いた。
展覧会場に入ると、一年ぶりに見る懐かしい会員の皆さんが笑顔で迎えてくれた。
挨拶を済ませ、作品を見ながら一枚一枚を心の中で自分なりに批評しながら歩いてみた。
翌日には朝からビッシリ研究会。
いつどの作品に当てられてもコメントが出来るようにしっかりと見ておかなければ・・・
北海道の大会においてもこの全国大会においても、必ず合評会があるのだけど、一枚づつ皆でその作品の欠点やどうしたら良いかというような事を自分の感じるままにコメントし合うのだけど、何処に行っても、若い会員の元気の無さ、自信の無さには腹立たしく思う。
コメントに間違えなんて無いのである。
私はこう思いますと堂々と喋れば良いだけの話なのだ。
そういう事を生意気とは言わないのである。
間違えた意見を言ったらどうしようとか、自分もたいして写せないのに人の写真に物申すなんて・・・・
そもそもそういうのも謙そんとは言わない。
正直に解りませんと言えば良いだけの話なのだ。 厳しく言えば解りませんも通用しない。
どんな人間でも綺麗とか、好きとか嫌いくらいの気持ちがあるはずなのだし、プロとして戦っているのだから・・・・この作品は私にはまだ良く理解できませんが好きな作品ですとか、あまり好きにはなれない作品ですと言えば良いだけの話なのだ。
まあその話は置いといて・・・
何せ日肖写の大会は楽しい。
全国から会員が集まり、誰一人として金儲けの話などする人間も居なくて、純粋に写真だけを楽しんでいる。
今でこそ会員が減少し、入会も簡単になってしまったが、私が入会の推薦を受けるまでに5年近く掛かってようやく会員の席を手に入れたのだけど、私が25歳位で入会した時には最年少だったけど、
初めて大会に出席した時に、50代位の会員を若手と呼んでいるのを聞いてビックリしたのを覚えている。
それでも負けじと入選の上にある四つの大賞を絶対に勝ち取ってやると意気込んでいたのが懐かしい。
総会、懇親会とタイムスケージュールが組まれているが、毎年なぜか必ず何処かで私の所にマイクが回ってくる。
今年は総会でマイクが回ってきた。
時間に若干余裕があるので会の方向性をもう一度考えてみようと会長が提案した。
何度もこの場面で、若い人を代表して意見を述べろと言われ、その度に会長の趣旨の下、会長の考えで好きなようにやってくれれば自分は付いて行きますというような事を言っていたと思う。
今回もやっぱり・・・ 先に書いたような、自分が入会するまでの思いや、戦争経験者がどんどん亡くなられていく中で、もっと語り継がれなければならない事が沢山あるように、この日肖写も同じではないだろうかと言う事を喋った。
デジタル時代に入り、本物 がいなくなっていく前に若い奴らに伝えて欲しい。逆に若い奴らには今しか受け継ぐチャンスは無いと理解して欲しいし、目上の者に対する礼儀をきちんと再認識させるべきであると感じている。
私は10年のうちに7人の若手をこの日肖写に入れた。
時として作品に向き合う姿勢や、人間性などを見て、間違えたかとかまだ早すぎたかと思う事が沢山ある。私の写真に向き合う生意気さと、若い人達の持つ人間的な生意気さとは全く違うものだと感じる。
作品の世界はある意味ヤクザの縦社会と同じようなもんだ。
上の者が下の者に気遣いをしなきゃいけないなんて事がまかり通る世の中が、リーダーシップのとれない日本の政治の象徴のように、おかしな世の中を作り上げたり、間違えた生意気さを生むのであると感じている。
もっと目上の者を敬うべきではないだろうか・・・
まあ難しい話はさておき、六本木の夜も楽しかった。
バーを貸切、其々があちこちで写真の話で盛り上がる。
これが日肖なのだ・・・・
2009/06/23
日肖写1 名古屋着
今日は年に一度の日肖写(正式名称 日本肖像写真家協会)の全国大会に旅立つ日。
今年も無事に何とか入選させて頂きました。