奥山陽一のコラム

2010/05/11

なんじゃこりゃ~~~???

 

今日こんなメールが届きました。

 

なんじゃこりゃ~~~~?



 

 

現在、「口蹄疫(こうていえき)」という家畜の伝染病が、宮崎県を中心に、恐ろしい勢いで感染拡大しています。
この病気に対する対策は、基本的に家畜を殺すしかありません。
5月10日現在、殺消処分の対象となった牛や豚は、既に6万頭を超えています。

人間にはごく稀にしか感染しない病気であり、この伝染病にかかった家畜の肉を食べても安全であると言われています。
しかし、畜産農家に対するダメージは、既に巨大なものとなっており、更に拡大しつつあります。
場合によっては、九州全体の畜産業が壊滅的な打撃を受ける可能性があり、更に本州に感染が拡がる事も十分に警戒しなければなりません。

ですが、この問題は、宮崎県とその周辺以外では、殆ど報道されていません。

農水省が口蹄疫の発生を確認したのは、4月20日です。
しかしそれ以降、現政権は、殆ど何も手を打っていません。
鳩山首相は、5月1日、熊本県に水俣病の慰霊式に出席しましたが、この時既に、口蹄疫による家畜の処分数は8,000頭を超えていたにもかかわらず、宮崎県を訪れる事はありませんでした。

また本問題を直接担当すべき赤松農水大臣については、4月27日に宮崎県の東国原知事が、赤松農水相にこの事を直接、報告したにも関わらず、4月28日に中南米外遊へ出発してしまいました。
訪問先は、キューバ、メキシコ、コロンビアなどで、緊急の課題の無い外遊です。
同農水相は、5月8日まで日本に帰ってきませんでした。

その結果、緊急危機対策は宮崎県に押し付けられる事になりました。
口蹄疫対策の消毒液は全て宮崎県内の町で単独で注文した物、それから、農協の経済連が注文した物、畜産業界が調達した物です。国からは一切の助成がなされていません。

4月28日に自民党谷垣総裁が現地を視察し、4月30日には自民党口蹄疫対策本部が政府に42項目の対策要請を申し入れを行いました。本来与党がすべきことを、野党が対策本部を設置して行なうという、異常な事態になっています。
(5月6日には口蹄疫に関する3回目の追加対策を政府に申し入れ)

口蹄疫は10年前にも発生しましたが、当時の自民党の農水族の一部である畜産議員の対応が素早く、政府は100億円以上の緊急対策費を準備し、「出来る事は、即時、全てやる」という方針で臨んだ為、短期間に伝染が750頭で終息したのみならず、現実に支出された対策費は35億円で済みました。
今回は既に60,000頭を超えており、県の予算330億は既にありません。

このままでは宮崎県のみならず、日本の畜産業は壊滅的な打撃を受ける恐れがあります。

また、口蹄疫は偶蹄類(牛、水牛、山羊、羊、鹿、豚、猪、カモシカなど)やハリネズミ、ゾウなどに空気感染します。動物園などの動物が殺処分される事態も考えられます。そして、野生動物に感染してしまうと最早打つ手がありません。

口蹄疫の大流行による影響は、他にも以下のことが考えられます。
・牛肉・豚肉価格、および乳製品価格(牛乳・バター・チーズ・ヨーグルト等)が上昇します。
・食肉と乳製品の価格上昇により多くの加工食品の値段が上昇します。
・ブランド牛が消滅します。なお、宮崎ブランドで無くても種牛は宮崎にしかいない場合があります。
・国内畜産関係者は事実上廃業に追い込まれます。この保障や大量失業による国家財政の圧迫が懸念されます。
・畜産加工業者や流通なども肉がなくなるため経済的に大打撃を受けます。
・感染拡大を恐れた他国が、日本輸出品の輸入禁止措置を取る可能性があります。
・感染拡大を恐れた他国が、日本人渡航禁止措置を取る可能性があります。
・感染拡大を恐れた他国が、日本への渡航禁止措置を取る可能性があります。(アメリカ・欧州諸国・オーストラリア等、畜産物輸出国家はこの対応を取る可能性が高い)
・これらの処置により、日本は経済的に孤立する可能性があります。



本来であれば、こうした情報を全国に伝えるのはマスメディアの役割のはずですが、明らかに現政権の失策であるこの問題について、情報統制が敷かれているらしく、主要メディアはほとんど報道していません。
しかし既に海外のメディアはこのことを取り上げています。

報道されない理由については、ネット上でも様々な憶測が流れていますが、このまま放置しておけば、上記の通り最悪の事態を迎えることは明らかです。
そこで、出来る範囲でよろしいですので、以下のことをお願いします。

1.本問題をご家族・友人・職場等の周りの方、特に畜産業に関わる方などに伝えてください。
 なお、周知の際は畜産業への風評被害を防ぐため、「口蹄疫」と言う病気が牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても人間が感染する事はないことを、念を押してお伝え下さい。2.農林水産省及び赤松広隆農水相に早急に対応するよう要請してください。 農林水産省問い合わせ窓口 https://www.contact.maff.go.jp/voice/sogo.html 赤松広隆・農水相の事務所 http://www.akamatsu-hirotaka.jp/07_annai/index.html 愛知県・中村事務所 FAX 052-483-6668 愛知県・中川事務所 FAX 052-363-3451 愛知県・清須事務所 FAX 052-408-0401 愛知県・北名古屋事務所 FAX 0568-27-2901 国会事務所 FAX 03-3593-7240なお、口蹄疫問題については以下のサイトにまとめられています。http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/1196.html以上です、長文失礼しました。何卒よろしくお願いします。
 
 
いったいこりゃ何だ?
民主党は何もしてくれないけど、自民党は対応が早いって事が言いたいのか?
でも参議院選挙の為の広告だろ?
 
党の為の政治には興味はないけど、まあ政治はどうでも良いにしろ、口蹄疫病の事で
風評被害に遭うのは農家の皆さんであり、その辺の事の方が心配です。
 
鳩山さんと赤松大臣を含め、政治家達に口蹄疫病に感染した家畜の肉でもたらふく食べてもらえば嫌でも動いてもらえるんじゃないか?
逆に馬力が出て良いかもしれない。
 

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