2010/01/18
ちょっと元気な卒業生
毎年この時期、卒業キャンペーンを実施しています。
お友達3人集まれば一人3000円で写せます。
今年も既に予約や問い合わせがチラホラと・・・・
今日は先日予約を頂いていたけど、インフルエンザになってしまった子がいた為に延期になった
高校生グループの撮影。
予約の電話をくれたのは、うちにも何度か顔を出してくれていちょっとヤンチャな女の子。
一度目の電話・・・ 「あの~写真撮りたいんだけど~いいっすか~」 ギャルみたいな感じの喋り。
聞き覚えのある声と喋り方・・・
私も負けずに 「いいっすよ~撮りたきゃ来れば~」 と言い返したいところだけど、一応丁重に「どのような撮影になりますでしょうか?」と訪ねた。
「えっと~~~記念写真撮りたいんっすよ~~」
・・・・いい加減に気付けよ!
もちろん卒業記念の撮影だと解ってはいるんだけど・・・
「記念写真にも色々ございますが、どのような記念撮影を希望されておりますか?」
「え?あれ卒業のやつさ、3人集まったら撮ってくれるってやつですよ~!」
・・・だからいい加減気付けってば。
「お友達と一緒の卒業記念ですか?・・・・ってお前〇〇だろ?ちゃんとした言葉使いできないのかよ!?」
「ギャハハハハハ 解ります~? 写真撮って下さいよ~。」
・・・・まだ気付かないのか?俺様の愛のある毒舌に早く気付けよな~~~~!
「断る!」
「ぇええ~~嘘でしょ~写してよ~!」
「俺のありがたいお説教をたっぷり聞かせながら適当に写してやるぞ。」
「せっかく友達にここの写真屋さん良いよって勧めたんだからちゃんと写してくださいよ~~!」
「バーカ!ちゃんと写して欲しければお前達がちゃんとしなきゃダメじゃん!
社会に出たら適当な奴は適当にしか接してもらえないし、その前に誰も一々相手になんかしてもらえなくなるぞ! お前のチャラチャラな喋りに対して俺はどういう態度で接してた?」
「あっ!? ごめんなさい・・・ちゃんとするから可愛いく写してください。」
元気なクソガキだけど、私にはこれくらい元気な子の方が可愛いく感じる。
午後1時の予約を受けて電話を切った。
ところが・・・・またすぐに電話が鳴った。
「ごめんなさい、考えたら私札幌に居るんですけど、士別に戻れるのが夕方の5時だったの忘れてました」
余裕を持って5時半~6時という事と、何か有れば連絡を入れてもらうという約束で電話を切った。
当日の今日また電話が鳴った。
スタッフが電話を受けたのだけど、道路が混んでいて30分位遅れるとのことらしい。
・・・ちゃんと連絡してきたじゃん。
約束の時間の30分前・・・・また電話が鳴った。
なにやら雰囲気が違う
「こんばんわ本日〇〇で予約を入れていたのですが、実は二人が自動車学校の学科を受けていて終るのが7時30分頃なんですけど、どうしたら良いでしょうか?」
おいおい、急に学科が入ったわけでもないだろうよ。
でもどうしちゃったんだ?ってくらいの言葉使い・・・・・
「店は7時までなんだけど、どうしようかねぇ」
「はい申し訳御座いません、少々お待ちください」
ん?少々お待ち下さい? ど、どうしたんだ?やっぱり何か気持ち悪いぞ。
「お待たせ致しました、どうしても授業が抜けられないようなんですが・・・」
「良いよ、開けて待ってるから7時半に終ったら直ぐ来てよ。」
「少々お待ち下さい」
・・・電話の向こう側で、 開けて待っててくれるってさ~~~~! やったあ~! やかましい声が聞こえてきた。
「では終り次第すぐに向かいますので宜しくお願い致します」
・・・どうしたんだろう? 棒読みのようにたどたどしい言葉使い。
8時近く、ようやく来店。
元気の良さそうな4人組。
「遅くなりました!」 「遅くにすみません」 「ごめんなさい」 「宜しくお願いします」 各々挨拶をしてくれた。
スタッフが撮影の準備をしている時・・・・
「〇〇 随分言葉使いが変わったね、全く別人みたいだったけど、やればやれるじゃん」
「あっ、さっきの電話は私じゃないですよw」
「ハイ わたしで~すw」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このやろう~!
まあ そんなこんなではありましたが、元気な子達なので色々ポーズを変えてノリノリで楽しく撮影をさせて頂きました。
話を聞くと美容師になりたいとか医療事務の仕事に就きたいとか、其々にちゃんと目標があるらしく
目標を持っている子達が夢を語る時って目が輝いてるし、イキイキしてて良いなあと感じさせられました。