北見からようやく帰ってくることが出来ました。 帰りの峠で危なく命を落とすところでした。
昔々は100km以上で走れたような峠ですが、さすがに命根性が汚くなってきたのか前が見えない状態で、流石に40kmくらいでしか走れず、雪が舞う度にフロントガラスにへばり着きながらブレーキを踏むを繰り返しながらの運転をしていました。
ふと思い出すと・・・ 峠の入り口の道の駅とその先のパーキングがやたらと混み合っていて、どうしてこんなに混んでいるのかなあと思いつつ横目にしながら峠に足を踏み入れてしまったのです。
しくじったなあと思いつつ、ここまできたら前に進むしかありません。
後ろからの衝突にも注意しながら・・・私の進行方向では私の前にも後ろにも結局最後まで一台も見ることはなかったけど・・・
対向車線には時折トラックのみが走っていましたが、これがまた怖いの何のって・・・すれ違うたびに地吹雪を起こして目の前真っ白。 おまけにみんなセンターライン側を走るので、わたしはついつい崖っぷち側を・・・こんな状況の中を走りながら何とか峠の頂上を越える事ができました。
少し緊張がほぐれた頃、私の進行方向側にうっすらとライトの灯りが見えてきました。 除雪作業者の灯りかな?と思いつつ・・・ いや!間違いなくこちらに向かって走ってくるではないですか。
ヤバイ!!と思いながら何とか縁石に乗り上げて車を停めました。 間違いなく私の方へ向かってきます。 パッシングをしながらクラクションを鳴らしまくり、車のドアを開けました。 幸い私の車は左ハンドルなので何時でも逃げ出す準備万端でした。
トラックが目の前でようやく私の存在に気付いたらしく、パッシングしてきました。 ギリギリのところで何とか交わして横滑りをしながらそのまま通り過ぎていきます。
でも人間いざとなると身体が動かなくなるもので・・・ 停まっている車なのに更にブレーキを踏んでいる自分が居ました。 今でもハッキリとトラックの箱車が壁のように私の目の前に迫ってきた映像が蘇ります。
心臓がバクバクして手が震えていました。 幸いにパンツの方は大丈夫だったけど、まさに九死に一生スペシャルでした。
多分僅かな時間だったのでしょうが、私の中ではスローモーションで映像を見ているような感覚で、もし気付かずに走っていれば間違いなく正面衝突だったと思うとゾーっとします。
日頃、判断と決断は早め早めということを心掛けておりますが、 生きていたから勝手な事を言えるだけで、先を急がずもう一泊して朝早く出るという決断をしていればこんな思いもしなかったのかもしれないと深く反省しております。
(2008.2.29[Fri])
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