奥山陽一のコラム

2013/07/26

気分は太平洋横断の旅

 
日本の皆様お元気ですか?
 

昨日何年かぶりにボートを出して太平洋横断の旅にでました。


船舶免許を取得してから10年。
 

手漕ぎボートしか操縦した事がありません 笑



 

夏の暇な時期は雷魚!!

昨年は雷魚もカラフトマスも最悪だったので、今年は徹底的にライギョ釣りを堪能してやろうと思っていて、暑い日は仕事を早めに切り上げてお隣の名寄市智恵文の沼まで通っています。

 

先ずは敵を知ること。

喧嘩するには相手を知らなければ・・・・

 

今年は北見のF君も参戦しに来るようだし、毎年来ている札幌の友人も毎回ボーズなので

今年こそは何とか釣らせてやりたい。

 

6月から広大な沼を歩きながら毎回ライギョの着いているポイントを探って歩いている。

 

今年はいつもの場所ではダメなようだ。

 

足で稼ぐしかない。

 

頭の中に地形がインプットされていく。

 

魚も馬鹿ではない。

今年は人が入れないような対岸でバシャバシャとライズを繰り返しているのを見つけた。

どうしても距離がありすぎて攻めることができないでいた。

 

それでも沼の裏側を何キロも歩いて探りながら何箇所かポイントを攻略。

 

僕の過去の記録73cmを更新することは出来ないけど今年は調子が良く、67cmを筆頭に60cm台を数本ヒットさせている。

 

この沼にはコイやフナ、ひぶなも生息していて、コイは1mオーバークラスがウヨウヨしている。

 

この頃気付いたのが雷魚とコイの潜んでいる場所の僅かな違いが何となくだけど解るようになってきた。

 

沼には一面水藻がビッシリ。

この水藻の状態で雷魚が入る場所かそうじゃないかを判断出来るようになってきた。

 

それを証明する為と、対岸を狙う為に、今回はゴムボートを引っ張り出してきたのだ。

 

数年前に一箇所穴が空いている事を発見し、そのまま仕舞っておいたので先ずは穴の修理。

 

 

でも微かな記憶では修理した場所とは違うところにも穴があいていたはず・・・・

 

 

まあ乗ってみれば解るだろう・・・

 

 

研修生のフミスケとボートを運びいざ出発。

 

早々に何度かアタリがあるがボートの上からだと合わせるタイミングが普段とは違うので最初は

バラしてばかりだった。

 

少しタイミングをズラして合わせてみるとバッチリ!

60cmの見事な魚体だった。

その後も連続ヒット。

 

フミスケにも何度もアタリがあるが、アワセられずに全てバラしていた。

 

釣りも想像の世界だ。

自分で考えて気付くようにと、何も言わずに放っておくことにした。

 

ボートを漕ぎながら水面に目を凝らし、自分の思っている事がどうなのかを試しながらルアーを投入していく。

 

水藻の状態で確実に違う。

大きな魚体を確認するが、ここはコイだろうと思っているとやはりコイだった。

似たような状態の場所を観察しているとやはり同じ状況のようだ。

 

じゃあここなら雷魚が入っているだろう・・・・

 

ガバッ!!

 

水藻の上にカエルのルアーをピョンピョンと走らせるといきなり襲いかかってくる。

 

ボートの上からだと確実に襲いかかってくる前の動きも観察できる。

 

カエルを見つけた雷魚が身体を反転させて近づいてくる。

魚体は見えなくても、周りの藻がそれまでとは違う動きをするのがハッキリと解る。

 

これは面白い!

 

4本連続でヒット!

 

ライギョの激しくパワフルな引きを楽しませてもらった。

 

 

 

そんなこんなしているうちに釣れないフミスケが一言。

 

「あっ!空気が漏れています!!」

 

ブシュー・・・・・・

 

 

まあ急に沈むものではないだろう・・・・

 

最後は泳げ!!笑

 

 

そんなこんなで無事に智恵文沼横断成功!

 



楽しいゴムボートの旅でした。

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