奥山陽一のコラム

2013/07/10

羊皮紙

 

昨日士別のサフォーク研究会のスタッフ会議があり、初めて参加させて頂いた。

 

JCの理事長の時は充て職として副会長とされるのだけど、私はそれ以来会員に誘われてもうまく逃げ回っていた。

 

今回は昨年のファッションショーで舞台の演出を任せて頂いた手前、皆さんに顔がバレてしまっていて逃げ道が無くなった状態だった。



 

 

それでも何とか逃げようと思っていたけど、逃げきれずにほぼ強制的に会員にさせられた。

 

初めての会議ではどこの国に来てしまったのだろうかというくらい話が解らずチンプンカンプン。

 

黙って流れを聞いているだけだった。

 

その後直会で議員の i さんから色々と面白い話を聞かせて頂いた。

 

羊皮紙という羊の皮を使った紙の話。

 

14日にこの羊皮紙の世界的権威でもある八木さんを講師に迎え、実際に羊の皮で紙を作る事業があり、私は非常に興味が湧いた。

 

よく映画などで見る海賊が宝の地図を拡げるあのシーン。

あの地図が羊皮紙で作られているものなのだ。

実際に映画の中でも本物の羊皮紙が使われているらしく、現在日本では製品化されていないので輸入でしか入手出来ないが、A4サイズくらいで一枚3000円くらいするらしいのだ。

 

羊皮紙で作品が作れないだろうか?

 

二枚として同じ紙は作れないらしく、一匹から作れるのもA4で二、三枚くらいらしい。

 

話を聞きながら色々と妄想しまくりでした。

 

カラーの発色はどうなんだろう?

やっぱりモノクロか。

 

エマルジョンで乳剤を塗ったらどうなるのだろう?・・・・

 

一度作った羊皮紙は濡らすとシワシワに縮んでしまうらしい。

 

じゃあ銀塩としてプリントは無理だな。

 

ただし水に濡らしたりせず保存状態が良ければ耐久年数は1000年とも言われているらしい。

 

世界のあちこちで遺跡などからも羊皮紙が見つかっているらしいのだ。

 

じゃあインクジェットだな。

 

ワクワクフェスティバルだ。

 

講演後に講師の八木さんを紹介してくださるとの事、今から楽しみです。

 

i 議員さん色々とお話を聞かせて下さり有難う御座いました。

 

それにしても羊をヤギさんが加工するなんて・・・笑

 

 

 

 

 

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