奥山陽一のコラム

2013/06/14

北営協全道大会

 

10日から網走で開催された全道大会に参加してきました。

 

北見までは30度近い気温でしたが、網走に入るといきなり18度

 

北見から網走までは僅か40分程度の道のりなのに海岸線に出るとここまで気温差があるとは

ビックリでした。



 

途中る温根湯温泉の近くのカートのサーキットに立ち寄り、オブザーバー参加の研修生ふみすけと

バトル。

初めて乗った割に早くてビックリ。 若さだな・・・

ハンデ二周を付けて競争したけど危なくやられるところでした。

もうハンデはやらん! 笑

 

 

その後会場入りして、講師を囲んでの前夜祭は居酒屋喜八。

 

この喜八はクジラ料理でも有名で一度機会があれば行ってみたいと思っていたのでラッキー!

深夜まで講師を囲んでの楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

 

今回の講師は私がお世話になっている風の会の会員でもある宮澤講師。

 

講師は元銀行マン。

ご両親の他界と共にご実家の跡を継ぎ写真を始めたそうで、お話の中に色々と共感する部分もあり

大会での講演や実技等、有意義な時間を過ごさせて頂きました。

 

今回は講演終了後にいきなり公開審査。

2013-北営協-1.jpg

 

私もズラッと並ぶ会員の作品を見させてもらいながら、講師の講演の内容から自分ならどれを選ぶかを考え、講師が選ぶ写真と比べていました。

 

大まかな振り分けが終わった時点で自分の写真が3枚残っていました。

残った写真の中ではダントツインパクトはあるので、もしかしたらグランプリに手が届くかな?
なんて事を考えたり、でも一枚はコンテスト前に風の会の例会で見て頂いた写真だったので、講師の心理的な部分を考えると私の写真と知っていてグランプリには持ってこないだろうな とか心理戦の様に色々と予想していました。

 

多分心理戦でいくなら自分のは三番手くらいに置いて、講師の得意な家族や群像か、逆に講師が普段撮らないような分野をトップに持ってくるだろう・・・

 

競馬の予想屋か?・・・・

 

途中で講師が一言・・・・

何だか僕が選ぶと家族の写真ばかりになっちゃいそうで不味いよな・・・・

 

 

おっ!この一言は重いぞ!!笑

 

自分で自分の思いを修正しているという事はかなり迷いが出てきているのか?

 

それとも更に厳しい目線に変わるのか?

 

さあどっちだ!!

 

 

家族や群像がグッと減っていった。

 

こりゃあ家族写真や群像の写真はかなり良いものでなければ拾わないな。

 

私もコンテストの時に出品する写真を決める場合講師の得意とする分野など色々と考えて出品する事もある。

 

例えば家族が得意な講師に家族の写真で挑むのか、それとも全く逆のパターンで攻める方が良いのか・・・

 

でも今回は以前から自分がイメージしてチャレンジしている写真を出品することにした。

家族や群像ではまだまだ敵わないし、おそらく今回はその手の写真が多く出品されてくるだろうと予想していた。

 

そんなこんなでハラハラドキドキの公開審査。

ある意味講師が後悔する後悔審査という話もある公開審査も順位を決めるところまできた。

 

最優秀賞、優秀賞二点、秀作賞5点の計8点。

 

この8点に入れば私としてはありがたい事なので然程順位は気にしない。

あとは大半が講師の好みや思いの中で決まっていく。

 

そんな中グランプリが決定した。

 

会場から一瞬どよめきが起こった。

予想外の展開に私もびっくりした。

 

グランプリは私の元に通って来ている美瑛のM君

猟師のお爺ちゃんがライフルを持ってスコープを覗いている写真だった。

この一連の写真は日肖写に出品する為にモノクロの現像を私が引き受けていた。

 

ヒョエ~~~! まさかグランプリとは本人もビックリしたことだろう。

 

でも自分の身内が最優秀賞に輝くというのは非常に嬉しい事でもある。

 

言われた事をすぐにやってみる。

その努力の結果だと思っている。

 

おめでとう!

 

そんなことで、私の写真は優秀賞。

風の会で代表や諸先輩方からアドバイスして頂いた事を帰ってから直ぐにやり直してみた。

素直にやってみる事が一番大切だと思っている。

そこからまた新しいものも見えてくる。

 

 

2013-北営協表彰.jpg

 

三田.jpg

 

 

 

審査が終わってホッとしたのも束の間、今回の大会での合評会は懇親会のあと。

 

酒が入った方が本音トークも聞けるのではないかという主催者側の考えでそうなったらしい。

 

わたし個人的にはプロの集まりとして酒の力を借りなければ盛り上がれないというのもどんなもんだろうとは思っているが、会の為に色々と試みていく事も必要だと思うので静観する事にした。

 

ただそこまでやるのなら時間無制限が良い。

 

結局会場の都合で一人4分との事、これには私も意見した。

 

合評会の後にも別の部屋で二次会が控えているというので、酒飲んで話す場があるならそこで続けて合評会をやれば良い。

 

二次会でも合評会で時間が足りなかった何点かの写真について意見を出し合い、更にせっかく集まったんだから他に自分の写真を見てもらいたい若い人達はチャンスだと思って出してみたら良いと言う話から更に数人が写真を出してきて合評会を盛り上げてくれた。

 

久々に楽しい合評会でした。

 

 

今年も無事に夏の祭りが一つ終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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