奥山陽一のコラム

2012/11/14

和装の奥深さ

 

 お陰様で10月11月は今年最後の婚礼ラッシュ。


ラッシュと言っても過疎化の進む士別は年々前撮りが激減。

それでも地方からのお客様も含め、一生に一度の思い出のお写真を


撮影させて頂ける事に感謝。



一時期和装離れだった前撮りも近頃では若い人が再び打掛を着てお嫁に行きたいとの事、和装のお客様が増えています。

その反面和装がきちんと写せるカメラマンも、きちんとお着付けが出来る美容師さんも少なくなりました。 形を真似る事は出来ても意味合いの奥深さをもっと業界全体が学ばなければならないと切に感じております。

 


日本の伝統を守りたい・・・
その為にも自分自身がもっともっと学ばなければと思っています。

和装-2.jpg

 

 

画像は先日の前撮りより。
写してから気付く事がいっぱい。

後からため息です。アチャ~・・・


和装には線の遊び心も必要ですが、その遊心が奥深い。
まだまだ遊びが足りません 笑

 

でもどうしてこんなに難しく奥深い世界なのに若いカメラマン達は必死に学ぼうとしないのだろうか?

写真屋が日本の伝統を壊していっているのかもしれない。

宣伝の魔力に騙され、目を覆いたくなるような写真を写していても客が並ぶのだから困った時代になってしまったもんだ。


 

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