奥山陽一のコラム

2012/08/09

北見にて

 

北見の相棒F君とT写真館のH君夫妻を訊ねてきた。

 

H君のスタジオでは基本のライティングを見直す為にフロントライトの距離間を調整しながら

テスト撮りを繰り返した。



 

 

デジタルの平面的な写真が丸味を帯びてくるのが手に取るように解る。

 

私自身もモニター越しに、ちょっとした加減でこんなにも変わっていくのだと改めて実感した。

 

その後F君と合流して食事会。

久しぶりに酔っ払ってマイクを握ってはじけてたらしいです。

はじけるどころか溶けていたとかいないとか・・・・

 

翌日はF君のスタジオで朝からビッチリ撮影。

モデルが良い男だったからどう写しても絵になってしまう 笑

あえて言うなら私自身撮られる側になってみるとお客様の気持ちが良く解りました。

とても貴重な体験をさせてもらいましたが、F君も私に見られているので緊張していた様子で、

真剣な眼差しで若干広い額がかなり光輝いていました 笑

 

 

その後は再び大宴会。

この夜はF写真館のスタッフとT写真館のスタッフも大集合。

私とうちの店長も含め11人で大宴会。

食事会の後は他のお客様にも迷惑が掛かるといけないのでカラオケBOXに缶詰状態。

隣の人との会話が全く聞こえないほどの盛り上がりでした。

 

本当は私自身、ある思惑があったのでスタッフの皆さんも一緒にと誘ったのだけど、あるだろうはずの挨拶が全く周って来なかった。

 

 

あちゃあ~~!

 

 

F君が風の会、H君が風雲の会で頑張っている。

当然スタッフからすれば東京まで遊びに行ってるんじゃないか?くらいにしか思わない人が出てきても当たり前なのだ。

経営者側と従業員側では立場も受け取り方も考え方も全て違って当たり前なのだ。

 

その摩擦が不満分子とならないうちに私から両写真館のスタッフに理解を得るように話をしたかったのだ。

スタッフの人数が多くなれば成る程に色んな摩擦が生じてくるものだし、それに対して悩み出すのは経営者側でしかないのだから・・・・

 

また逆にF君とH君にはその重みをもっと自覚してもらいたいし、スタッフが居てくれるお陰で自分達が勉強会に出させて頂けるのだから東京で得たものをどれだけ会社に還元できるか、どれだけ次の世代のスタッフさん達に伝えていかなければならない立場に立っているのかを自覚させたかった。

 

二人とも風の会や風雲の会だけではなく日肖写にも私が引き上げたのだから私にも責任がある。

そういう事をフォローしていくのも私の仕事だと考えていたのだ。

 

しかしそんな思いとは裏腹に完全にネジが外れた状態で歌合戦。

まあそれはそれで思いっきり笑わせてもらったし、違う写真屋のスタッフ同士が交流する事もそうそうあるものではないので良かったのではないかと思う。

次回はもう少し写真の話が出来るように私自身が音頭をとってもう一度リベンジしてみたいと思う。

 

とか何とか言いつつも、翌日は私も喉がガラガラ状態でしたとさ 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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