シーカヤック体験
中2の相棒が夏休みと言うことで小樽までシーカヤック体験に出掛けました。
毎年相棒には何か体験させたり、経験を積ませたくあちこちに出掛けています。
昨年は知床で野宿とルーツを知る旅へ・・・・
私が子供の頃から慣れ親しんできた知床の海と山での遊びと、祖父が知床の地に一番最初に
開拓に入った人であり、当時住んでいた山小屋が今も残っているので見せておきたくて出掛け
ました。
私が子供の頃はヤスでカレイを刺したり、シャケを刺したり手掴みしたり・・・・
今の子供達がなかなか経験出来ないような事をいっぱい経験してきました。
同じような経験をさせてやりたかったのだけど、環境破壊という言葉を目の当たりに感じる結果に
私自身も本当にビックリさせられました。
今年は支笏湖を潜る体験ダイビング・渓流釣り・シーカヤックの中から選ぶ事にしたのだけど、
夏休みが終わったら宿泊研修でカヌー体験があるというのでシーカヤックをチョイス。
私個人的にはダイビングが良かったのですが・・・・・
前日は札幌店にスタッフと古くからの友人が集まり10人ほどで二階のベランダで焼肉大会。
隣が焼肉屋さんなので二階の窓から肉を運んでもらえるという素晴らしい環境です。
生ビールのジョッキも窓から宅配です 笑 (私はビールは飲めません)
カヤックに乗る前に食事に入った塩谷の迎賓館のレストランで中国の楽器 二胡 を弾かせて
もらったり久々のOFFを楽しんできました。
シーカヤックの方は青の洞窟を周るコースで、私達の他にも神奈川から来られたカップルや同じく
神奈川からハーレーで一人旅をしているおじさんが一緒でした。
インストラクターは三浦雄一郎スキースクールの校長先生をされている尾形先生。
乗る前に色々と説明を受けいざ出発。
最初にカップルが出廷・・・・
あれ??
先ずは第一ポイントの右手に見える灯台を目指すはずなのに・・・・
カヤックは逆方向の左の岬の方向にどんどん進んでいくではないか・・・
その姿に一同大笑いしつつも、カヤックって難しいのかなあ?
手漕ぎボートは子供の頃から乗っているけどシーカヤックは何かが違うのだろうか?
私達は大丈夫なんだろうか? 初めての経験なので少し緊張してしまった。
ハーレーのおじさんは一人でスイスイと沖に出て行く。
次は私達の番。
なぁんだ、手漕ぎボートより安定感もあるし乗りやすいじゃないか。
ちょっぴりホッとした。
多少違うのは足元のペダルで舵を取りながらオールで漕いでいくのだけど、オールを漕ぐ方に集中すると足が無意識のうちに違う方向のペダルを踏んでいたりで慣れるまで一苦労でしたが10分も乗っているうちに何とか自由に操れるようになっていた。
店長は尾形先生と一緒に乗せてもらっているのでとても快適そうでした。
知床の断崖絶壁を思わせるような岩壁を眺めながら心地よい風を感じる事が出来て最高でした。
30分くらいでやっと目標地点の青の洞窟に到着。
洞窟に吸い込まれるように入っていくとブルーに輝く海面がとても神秘的でした。
暗くて写メが撮れずに残念だけど本当に綺麗でした。
洞窟を一周し、カヤックを再び岸に向かって漕ぎ出します。
この辺からどのカヤックもスピードダウン。
相棒も戦意喪失状態。
そして約1名が船酔いでゲロゲロ状態。
撒き餌かよ 笑
ダラけてサボる相棒に後ろからオールで頭をゴン!
生きて帰りたかったら最後まで諦めずに漕げよ!
イチ ニー イチ ニー 右!左!右!左!掛け声を掛けながらなんとか無事にゴール。
確かに疲れたけど、それは心地よい疲れであり、大変良い経験をさせてもらいました。
相棒の 自然っていいよなあ という呟きに思わず噴出しそうになってしまったけど、いつか良い財産になってくれたらと思います。