奥山陽一のコラム

2012/07/23

北見ハーブウェディング

 

22日は北見のハーブフェスタにて執り行われたハーブウェディングの撮影に行ってきました。

 

会場入りして一瞬立ち止まってしまった。

 

平面のだだっ広い広場に屋台テントが立ち並び、ピーカンどころじゃないくらいの炎天下の中、

噴水等の水遊び場には子供達が裸で元気に走り回っている。

ピーカンの真昼間はまず写真にならないし会場の様子からも絵にはならないのは一目瞭然だった。

 

さてさてどうしたら良いものか・・・・・



 

 

 

 

 

 

北見ハーブ2.jpg

 

 

 

 

イベント挙式として公園に足を運ばれて楽しんでいる一般のお客様に囲まれての人前式。

 

事前の打ち合わせではカメラマンの場所取りは早い者勝ち。

 

ステージの上にも自由に上がって良いとの事だった。

 

いつもこのイベントにはかなりの数のアマチュアカメラマンが押しかけるらしい。

 

新婦様からも周りのカメラマンに負けずに頑張って下さいとのことだった。

 

いつも地方のイベントや上富良野のラベンダーウェディング等の野外での挙式の際には

 

一応他のカメラマンの方々は私の前に立つようなことも無く遠慮がちに撮影をされているので

私もすっかり油断していた。

挙式が始まると遠慮どころか我先に撮影しようと容赦なく私の前にもおじいちゃんカメラマンが群がる。

それを交わしながら式の流れに合わせて先回りしながら良いポジションに立って撮影を続けるが大切なシーンで私が先にステージの階段の前で構えていると、いきなり階段を上ってステージに上がろうとする人まで・・・・

 

 

さすがに我慢が出来ず、ズボンのベルトに手を掛けて静止して注意をした。

気持ちは解るが幸せいっぱいの良い場面で挙式を妨げるような事はしてはいけない。もう少しマナーを守りましょうや!と言うと舌打ちしながら睨まれてしまった。

 

カメラマンの殆どが結構な高齢者の方々だったけど、若い人達の方がちゃんとマナーを守っている。

カッコいい大人が少なくなってしまったけど、じいちゃんパワーにはビックリだ。

 

そんな中、挙式も順調に進み、多くの人達に囲まれて祝福される新郎新婦のお二人は終始

幸せいっぱいの満面の笑顔だった。

 

挙式も無事に終わり、少しお時間を頂いてお二人だけの撮影をさせて頂いた。

 

 

 

会場横に花畑と大きな木・・・・・

 

 

此処しかない!

 

こういう時に勉強会等での撮影会が役に立つ。

 

 

お二人に会場では絵にならない事を説明し、移動して頂いた。

 

 

お二人にポーズを着けながら振り返るとカメラを構えているギャラリーがビッチリ並んでいるのにはビックリした。

 

ハイエナかよ!? 流石に苦笑・・・

 

お二人にポーズを着ける度に女性陣から わ~~すてき~~!と歓声が沸く。

 

お上手ですねと言われて、一応プロですから~~!と答えると、え~~プロの方だったんですか?

お友達かと思いました。どうりで上手なはずですよね~~と笑いが起きる。

 

私が撮影した後に撮影しても良いですよ。

その代わり一人500円づつ頂きます。

 

500円払ってでもいいわ~~~!もっと払うから写させて~~~!

 

会場大爆笑。

 

コンテストに出したいという人も現れ、会場が撮影会のような雰囲気に包まれていた。

 

それでもお二人は終始にこやかに応えていてまるで芸能人のようでした。

 

きっとお二人にはこういう場面もいい思い出になったに違いない。

 

本当に幸せいっぱいの結婚式でした。

 

 

北見ハーブブログ用.jpg  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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