奥山陽一のコラム

2011/12/22

寒い!

 

昨日撮影後に急遽札幌へ走った。

 

開いている日に打ち合わせをする予定だったのだけど、開いている日が無い。

 

天候が荒れるような話もチラホラ、よし!今しかない。

 

先方にお願いをし、急遽打ち合わせをさせて頂くようにした。

 

 



 

 

無事札幌に到着し打ち合わせを始めるが、私の中では1時間もあれば打ち合わせが終わると思っていたのだけど、かなり甘かった。

 

お邪魔したのは大手酒造会社の常務宅。

 

どういう訳か気に入って頂き、士別の店を始める前から公私共に大世話になっている。

 

札幌店の準備を進めるにあたり、会社を一から築き上げてきた話を色々と話してくれた。

 

その間自宅で話をし、寿司屋に移動し、再び自宅に戻って話をし・・・・・・

 

 

家政婦のミタさんが気になった。

 

 

夜も更け、0時を回った辺りで開放された。

 

 

この時外の気温がマイナス9℃

 

高速を走り、岩見沢付近で温度計を見るとマイナス12℃になっていた。

 

 

帰り際にスタンドでウォッシャー液を入れてもらったのだけど試しにスイッチを入れてみるが一滴も出てこない。

 

 

???

 

 

 

普段は気にならない温度計がやたらと気になる。

 

 

砂川、滝川を過ぎる辺りで車の温度計がマイナス19℃となっていた。

 

 

 

マジ??

でも車の温度計ってあてになるのか?

 

 

 

高速道路に備え付けられている温度計も同じくマイナス19℃だった。

 

 

 

 

ヒョエー!

 

 

 

旭川を越え、比布を過ぎる峠の辺りでマイナス21℃だった。

 

 

時間は夜中の3時。

 

比布のパーキングでトイレタイム。

外に出ると業務用の冷凍庫の中に入ったような感じ。

ズボンの裾から冷気が入り込んでくるのが伝わる。

 

一瞬にしてキン〇マが縮み上がってしまった。

 

北海道に住む男性にしかあの感覚は解らないかも知れない。

 

 

寒さにブルブル震えるうちはまだまだ大したもんじゃない。

 

ブルブルを越えた寒さはキーンとして肌が痛みを感じる程なのだ。

 

トイレを済ませ、車に戻った後に少し体温が戻るくらいのところで身体がブルブルと震える。

 

 

マイナス20℃を越えると普段の寒さとはちょっと違う感覚なのだ。

旭川より南側に住んでいる人達には同じ北海道でも解らない感覚かもしれない。

 

 

 

そんな中やっと店に辿り着き、玄関を開けると室温が13℃くらい。

この時期は機材やパソコンに影響が出ないように24時間ストーブは着けっぱなし。

もちろん温度設定を最低にしながらだけど。

 

 

士別に越してきた時にそういう事が解らずに、店の終業時間になるとストーブも消していた。

店を開ける時間にストーブを焚いても一日中一向に室温が20℃以上になる事が無かった。

最初はスタジオが広いから温まらないのかストーブのパワーが足りないからとばかり思っていたが、灯油を入れてくれる業者さんに聞いてみると、ストーブの扱い方が悪いと言われた。

 

確かに一般家庭とは違って広さもあるけど、夜は15℃くらいの設定で着けっぱなしにしておいて、そこから徐々に温度設定を高くしていくのが一番燃費が良いと教えてもらった。

 

 

一度冷え切ってしまったスタジオを20℃くらいの設定にして焚いても、その温度に達するまでは火力が大きなままなので灯油がドンドン消費されるだけなのだそうだ。

 

 

 

それにしても室温が13℃だとかなり寒さを感じるはずなのだけど、この寒さの中を外から入ってくるとコートが要らないくらいに暖かく感じてしまうのだ。

 

その代わり30分もしないうちに身体が慣れてくるとかなり寒さを感じてしまう。

 

 

人間の身体ってやつは・・・・・・

 

 

そんなこんなで今朝のニュースを見ると旭川方面でマイナス28℃を記録したそうだ。

 

 

まだ12月なのに・・・

大雪ならまだ解る話だけど、この寒さには参ってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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