2011/12/20
金総書記2
昨日のブログの事で知り合いから連絡があり、昨日日本海に向けてミサイルが二発発射された事を
聞かされた。
想像していた事より仕掛けが早すぎる事にビックリした。
しかしまあニュースで流れる映像を見ると余りにもリアクションがオーバー過ぎてダチョウ倶楽部の竜平ちゃんも真っ青って感じじゃないか?
泣き叫び崩れ落ちる人々の映像ばかりが大々的に流れているが、あれを見て皆さんはどう感じているのだろうか?
カメラとマイクを向けられている人は皆泣き喚くが、その後ろを平然と通り過ぎている人々が沢山映っている。
側近の劇団の人達と紹介されていたシーンでは言葉が解らないがなかなかの名演技なのか、はたまた大袈裟なセリフの棒読み状態なのか言葉が解らない分だけ興味津々だ。
私にはヤラセにしか思えないけど・・・
エスカレーターで泣き崩れている人の写真が流れていたが、一応私も写真家のはしくれ、あの写真がヤラセかどうかは一目瞭然だ。
人間の悲しみの中の動作や流れの中で、その空気感とは異なる第三者的な空気がしっかりと写り込んでいる。
私の仕事においても常々カメラマンの存在が悪い方向で写り込んでいる事が多いのでそこを指摘する事があるのだけど、何となくそれに近いかそれ以上のものが写っているのが見ただけで解ってしまう。
北朝鮮の報道のレベルが良く解る。
ちょっとアピールし過ぎてしまっているのが残念!
私を指名してくれればもっと泣かせる映像をプロデュースしてあげるのに 笑
それと同時に国民に対してあそこまで従順に従わせる事が出来る国もそうそうあるもんじゃない。
ある意味スゲー国だなと感心させられてしまう。
皆さんも頭を空っぽにしてよーく映像を見てみて下さいな。
一つの出来事を色んな角度から見てみると結構面白いものが見えてくるものです。
もちろん亡くなられた御本人と関わりのある人間にとって、その人の死という物は辛く悲しい事であるのは誰もが同じだと思っているし、どんな人間であれ命の重さは皆同じだと思っている。
だからこそ茶番な事をやり過ぎない方が良いと思うのだ。
亡くなった金正日という人間を晒し者にしてしまっているという事に早く気付いてほしいものだ。