2010/10/29
講演会の準備
今朝旭川の写真屋さんから電話があり、講演の準備は進んでいますかと聞かれた。
????
しまった!
すっかり・・・・・
ええ、まあ・・・・どんな事を話せば良いでしょうかねえ。
すっかり忘れていた。
11月4日の北海道写真館連合会秋期セミナーで講演をする事になっていたのだけど、余り気が進まずに居るせいか頭の中に講師の事など何も無かった。
手が空くと資料等を確認したりしていたのだけど、話す内容は学生さん達を相手にする時と同じ内容で良いと思っていたのだけど、考えてみれば高齢の経営者の方々が殆どだった事を思い出した。
私よりはるかに経験豊富な大先輩方を相手に話をしなければならないという事をすっかり忘れていた。
伝えたい事、伝えなければならない事、それをこれからの若い人達に話すのは難しい事ではないが、経験豊富な皆さんに向かって発信する場合どう投げ掛けたら良いのだろうか・・・・
幸いにして技術に関しては、写真の世界は年齢など関係なくやり通した人間だけがその階段を昇って行くことが出来る世界なのだが、それにしてもやりずらい。
ギラギラした視線を頂きながら話をさせて頂く時の方が遥かに喋りやすいし、熱意には熱意で応える事が出来るのだけど・・・・
さてさて、かといって今更考えてもしょうがない。
自分の物作りに対しての考え方や姿勢を変えることは出来ないし、心にも無いオベンチャラを並べて話す事も出来ない。
こういう時は何も考えずに本番を迎え、その時の空気に合わせて、成る様に成ってしまう方が逆に良い時もある。
話す側の責任もあれば、聞く側の責任もあるのだから後は流れに身を任せながら引き出しをドンドン開いたり閉じたりすれば良い。
あとは笑ってごまかせば良いのだ。
と、自分に言い聞かせながら参加者の顔を想像し、どういうテンポが波長に合うのかを考えている。
何せ写真館連合会というものには興味も無く、会員にはなっているが殆ど参加した事もないので、身近な会員さんしか知らないし、あとは殆ど話をした事も無い人達ばかりで、逆に中途半端すぎて困ってしまう。
中途半端に知り合いが居るより、いっそ誰も知らない所で話をする方がよっぽど緊張が少なく話易いのだ。
という事で 「これからの写真館に必要な事~~想像と創造」 というテーマで頑張ってきま~す!