2010/09/03
成人前撮り セパタクロー選手
帯広の撮影会から戻り、今日は早々にスタジオでまたまたモデル撮影。
先日の撮影会で学んだことが直ぐに活かされた。
モデル撮影と言ってもプロのモデルではなく、当店では成人の前撮りのお客様に
和服でだけではなく、私服で一日モデル体験というコースも御用意しており、今の姿を未来に残そう!という事で特に写真集を作られるお客様にお勧めをしています。
和服で残す日本の文化も大切にして頂きながら、今の自分のそのままの姿も二十歳の節目として残して頂きたいという思いの中、ごく普通の女の子をモデルとして扱いながら自分を綺麗に見せるコツを教えたり、撮影そのものが記憶の中の思い出になるように楽しんで頂きながら、記念写真の意味や大切さも伝えていけたら良いなと思いずっと取り組んでいます。
今は若いから何も感じないかもしれないけど、いつか母になり、おばあちゃんになっていく。
だから若い今の姿を残し、いつか母になった時、自分の子供に見せてあげて欲しいのです。
二十歳の記念写真だけではなく、私が撮る赤ちゃんの写真も同じ思いです。
赤ちゃんが成長し、いつか親にありがとうと言ってもらえる写真。
これがスタジオ夢物語の写真であり、私自身が商品価値になる事なのです。
だから赤ちゃん写真館のような衣装でごまかす写真は撮りたくはないのです。
でもたまあに弱気になっている時には、桃太郎や金太郎の衣装を着せて花でも咲かせてアルバイトカメラマンが撮るような写真を写す方がどれだけ楽で、商売も儲かるんだよなあ・・・
なんて考えてしまうことも有りますが、それをやってしまえば夢物語に足を運んでくださってるお客様にどれだけ失礼な事かと考えると恐ろしくて出来ません。
さてさて、話は戻りますが今日の成人さんは函館の大学に通っていて将来は保育士さんになるそうです。
先日の和服の撮影の時に、大学の話の中で教師になるのかと思い、「今の教師は数学は出来るけど算数が出来ないんだよ。 教科書通りに進まなきゃ自分が悪い評価をつけられてしまうし、有る意味可哀相なところもあるけど、教えるんじゃなくて伝える事が出来る先生になってくれよな」なんて話をしてたのだけど、高校生くらいの子でも、この話をすると意味が解ると言います。
数学が出来るが算数が出来ない。
生徒がそこでピンとくるという事は・・・・・・
まあそんな会話の中で函館と聞き、うちの店長が 「函館といったら朝風さんですね」というので、
「函館に仲間で朝風写真館ってあるから今度証明写真でも使うことがあれば行ってみな。
そこにいるおばちゃんに、士別の夢物語の紹介できたからお茶でもご馳走してくれって言えば出してくれるよ。 その時はおばちゃんって言ったら塩撒かれるからお姉さんって言ってあげなよwww
あっ、大学で訳の解らない勉強するなら、今度お願いしてイカ釣り舟にでも乗せてもらいなよ。
あなたが教師になりたいのならそっちの方が絶対に勉強になるからさ」 なんて会話をしながら撮影をしていた。
撮影を終えてセレクトに入ったときに、台紙にするか写真集にするかでかなり迷っていたが、早くにお母様を亡くし、その頃に遺影の写真を持って家族写真を写させて頂いた事があり、普段は私がセレクトで口を出す事はめったに無いのだけど、今回は写真集を残すように薦めた。
私の頭の中には写真集の出来上がりが浮かんでいた。
彼女に私服のモデル体験を薦めた。
一緒に来ていたお婆ちゃんやお父さんに少し遠慮をしているのが伝わってきたのでこんな話をさせてもらった。
「君がお母さんを思い出せるものって何?」
「え??・・・ 写真かな・・・ 」
「記憶は薄れて行くものだし、所々をつまんだようにしか思い出せなくなるもんだよ」
「あぁ、そうかもしれないですね」
「君もいつか母になる。 だから次の世代に残してあげるものの中で写真も大事だと思うんだ。
いつか次の世代の子があなたと同じ二十歳を迎えた時に今のあなたの姿を見せてあげて欲しいんだ」
「はい、写真集にします」
「じゃあ私服も撮ってみよう」
「どんな格好で撮れば良いですか?」
「自由でいいよ。 私服撮りのお客様の中には、犬と一緒にとか、趣味の格好とか、中にはヌード写真集まで残す人も居るし、ほんと自由で良いと思うんだ」
「じゃあやってみようかな」
そんな会話の中、函館に帰る前にという事で今日の午後から撮影することが決まった。
見本の写真集を見て、ロケでも撮ってみたいという希望でしたが、生憎の雨。
ロケは明日の天気を見て撮影することにした。
彼女がやってきた。
ロビーで迎えると、他に二人の女の子が一緒。
見学か何かと思っていたら一緒に写したいとの事。
友人との撮影は後からということにして、まずは一人写しにとりかかった。
メーク室で持ってきた洋服を並べてもらう。
そこにはカジュアルな洋服の他に、何かのユニホームが・・・・
「これ何のユニホーム?」
「セパタクローのユニフォームです」
「セバスチャン?」
「セパタクローです。知りませんか?」
「何だかパスタみたいな名前だなあ、カルボナーラとかミートスパなら解るけど何だそりゃ?」
一同大爆笑
簡単に言えばサッカーとバレーボールが混ざったようなスポーツらしく、足を使ってレシーブやアタックをするらしい。
バトミントンコートと同じコートの中でネットの高さもバトミントンと同じ高さで、三回以内に相手のコートに返し、得点を争う競技らしい。
「へえ、アタックはどうするの? もしかしてカンフーサッカーみたいな感じ?」
「あぁ、そうですそうです。 女子は蹴り返す程度ですけど男子は高く飛んでオーバーヘッドとかで攻めるんです。」
「それって野外?」
「室内です」
「それって痛いじゃん」
「みたいですね~、ボールも馴れないと硬くて青あざだらけですよ」
「ヒョエー! じゃあリフティング勝負だし、サッカーの方が良いんじゃない?」
「サッカー経験者は断然上手くなるのも早いですよ」
そんな会話をしながらスタジオで実際にリフティングをしてもらいながら撮影をした。
その後、私も触れてみたくなり、連れて来たお友達二人も巻添えにして、セパタクロー大会
痛い!
友達も一発目で皆 痛い!を連発。
ただのトスを上げてもらうだけでも当たり所が悪ければ結構痛い。
色々と話を聞かせてもらったけど、大きな大会は東京あたりでやるらしく、なかなか面白い競技だと思うのでもっと道内でも普及されたら良いし、士別でもやってみたいと思いました。
まだまだマイナーなスポーツだけど、マイナーだからこそ逸早く取り入れて街づくりの一つにでもなればいつかメジャーなスポーツになっていくのではないかと考えます。
マイナーとはメジャーになる情熱なのかもしれません。

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