奥山陽一のコラム

2010/08/28

羅臼釣りツアー2

 

前回のブログではついつい難しい話になってしまい、肝心の釣りについて書くのをすっかり忘れてしまった。

 

今回の参加者は北見のF君とスタッフのYちゃん、札幌から叔父夫婦、うちのスタッフ二人と私。

 

 



 

残念ながら函館のAさんと地元のSちゃんは都合により欠席でした。

 

来年は是非参加してください。

 

ってな感じで今回のツアーは7人で決行。

 

初日の釣りは足寄から向かったスタッフを除いて、全員で釣り始めたのが結局は午後2時くらいから。

 

午前中は私の寝坊と携帯電話の電波の都合等、もろもろありまして結局は釣りに集中できず・・・

 

やっと椅子に腰掛てのんびりと思えば、札幌組が到着し、仕掛けがどうのこうので集中できず・・・

 

やっと札幌組も落ち着いたと思ったら今度はF君からの電話。

 

「もうすぐ羅臼に入るよ~~! ところで昼飯どうする?」

 

いきなり昼飯の心配かよ。

とりあえず現場にくるように伝えた。

 

更に5分後・・・・

 

「あと10分くらいかな。 ところで昼飯は?」

 

「お前よ~!飯は食うけどまずは現場まで来いよ」

 

「だって昼だもん飯食べるべさ」

 

「そりゃ食うけどよ、まずは釣りだべ」

 

「いやいや飯だべ、だってそっちまで行ってまた戻らなきゃいけないじゃんw」

 

結局釣りに集中することも無く、羅臼の町中に戻った。

 

昼食は知床ハモという羅臼の深海で釣れる貴重な魚を出してくれる居酒屋さんに案内しようと決めていた。

札幌組とF君は私のお勧めのハモ丼を、うちの店長はチャーハン、そしてF君のところの女性スタッフのYちゃんはなんと刺身等の海の幸が苦手だというのだ・・・・

 

「海の幸が食べれないのに羅臼に来てどうすんだよ!夜はタラバの刺身や海の幸づくしだぞ」

 

「そうなんですよ~でもイクラは大好きですwww」

 

そう言いながら一人もくもくと いくら丼を食べていた・・・・

 

そんなこんなのうちに羅臼の名物男Tがお店に顔をだした。

 

いきなりマシンガントーク炸裂!

 

相変わらず大袈裟な話口調で爆笑。

 

子供のサッカーの練習の為に釣りには参加できないが、夕方の宴会の時間を打ち合わせして嵐のように消え去った。

 

さていよいよ釣り開始。

 

数箇所のポイントを見て周ったがさすがに日中では釣りにならないので夕方の良い時間を目指してのんびりドライブモードであちこちの河口を見て周った。

そのうちにTから連絡があり、心配してくれてポイントを探してくれていたらしい。

 

やっと魚の群れを発見。

 

釣り座が決まって全員戦闘モード。

 

群れは確かに目の前に居るのだけど、一向に餌に食いつく気配が無い。

岸よりして時間が経つと餌を追わなくなってくるのも原因の一つだ。

 

当たりは有るのだけどしっかりと針掛りするまでには至らずに皆がバラしまくっている。

 

そのうちに仕掛けが切れたとか、絡んだとかで、私の余計な仕事が増えて集中できない。

 

まずは札幌組と釣り初体験のYちゃんにも釣らせてあげたい。

 

群れの方向や動きを観察していたが、皆が群れに向かって仕掛けを投入するのでその内にその群れが散り散りになって岸から遠ざかる。

 

それでも楽しく釣っているのだから黙って見ていようと思ったけど、限られた中でのワンチャンスあるか無いかのところまで時間も押し迫ってきたので、群れからもっと奥に投げてからゆっくりと引き寄せながら群れを散らさないようにと伝えたが、ちょっと遅かったようだ。

 

カラフトマスもバカではない。

怪しい気配を敏感に察知しているようだった。

 

そんな中、待望の一匹が札幌組の叔父さんの竿を大きく弓なりにさせた。

 

見事なギンピカの雄のカラフトマスでした。

 

子供でも抱きかかえるようにしながら満面の笑みを浮かべていた。

 

他のメンバーも負けじと竿を振るがなかなか餌に食いつかない。

 

カラフトマスはウキ釣りが主流で、餌はイカを食紅で真っ赤に染め上げ、なかにはニンニクを混ぜたりエビ粉を混ぜて工夫している人も少なくは無い。

 

私は日が落ちてくる前にルアーで試してみようと思い、ジグやスプーンを投げてみた。

内心間違えて引っかかる可能性も無きにして有らずw

でも決して引っ掛け釣りをしようとなんてこれっぽっちも、いや少ししか思っていなかった。

それを証拠にルアーの先にはシングルフックが付いていて、トリプルフックのように引っ掛かりやすい針は付けていないのです。

 

正直、引っ掛かるようにガンガンシャクリを入れるが、シングルフックでは私の技術を持ってしても無理があるようだった。

 

結局宴会の時間がきたので初日はゲームセット。

 

この日の釣果は札幌組の一匹のみ。

 

その後Tと合流していつもの場所で宴会スタート。

 

出てくる出てくる・・・・・

 

刺身の山盛り・・・・

 

タラバ、キンキ、秋刀魚、サメガレー、ホタテ、ツブ・・・・全て羅臼の海で獲れた物ばかり。

更にはタラバの茹で、焼きが食べ切れないほどに並んだ。

それでもまだ御代わり分が待っているというのだ。

 

タラバの刺身もとても一口では頬張れないくらいに肉厚で二切れ位で腹が膨れてしまう程でした。

 

参加出来なかった函館のAさんに早速料理内容と写メを送信。

 

返事の内容は 嫌がらせか!・・・

 

更に追い討ちをかけて宴会の様子も送ってみたところ相当悔しがっている様子でしたwww

 

Tも漁に出るのが夜中の11時だし、私達も本番の船渡しの為に2時半起床という事もあって早めに宴会を切り上げホテルに戻り初日を終了しました。

 

翌朝、何時もの船で4時に出港。

 

入るポイントをどうするか船頭さんが私に相談してくるが、そこは船頭さんに任せるしかない。

 

初めのポイントに近付くが、場所的に狭く、一人フライマンが居る気配だったのでその場所はパスした。

こちらは初心者ばかりだし、フライマンのマナーの悪さに前回もブチ切れそうになって、怒鳴りまわして睨み合いになった事があるので、今回は先にこちらからパスさせてもらった。

 

周りに人が居ようがどうであろうがラインを振り回していて、傍を通る人が皆遠回りしたり頭を抱えるようにしながら逃げていても、そのフライマンは一向にお構いないし。

更には雑誌の取材か何かだったらしく編集者らしき人間とカメラマンも同行していた。

全員が50代くらいのおっさん達で、平然として我が物顔で竿を振っているので見かねて注意意をしたのだけど、本人はキョトンと私の顔を見ているだけ。

 

そして編集者らしき男が一言。

 

フライを振っている人の傍を通るなら振り終わるまで待つか、自分が気を付ければ良いんだと言うではないか。

 

「はあ~ん??お前バカか? 振る人間が後ろに人が居ないかどうか確認するのがマナーだろうが。

小さな子供でも居たらどうすんだよ?」

 

「そんなもの親の管理が悪いだけでしょ?とにかくフライマンの後ろを通る奴が悪いんだからこちらは怪我をしても責任は取れませんよ」

 

「ゴチャゴチャうるせえ、てめえら海の底で魚の餌にしてやろうか?みんながどんだけ嫌な顔しながら後ろ通ってると思ってんだ?」

 

あら嫌だ、私とした事がイタコになってしまったのかしら、使ったことの無いような御下劣な言葉がドンドン勝手に出てくる出てくる・・・・

 

しばらく睨み合いをしていたが、フライマンが気まずそうにしながら少し休憩しましょうとか言いながら引き上げていったからそれ以上の話にはならずに済んだけど、この頃羅臼の海でも釣り人も居ないのに竿を並べて場所取りをしたり、明け方や夕方には魚の群れは海岸線ギリギリまで近寄ってくるのに、それを知ってか知らないのか、へっちゃらで水の中に入っていって少しでも遠くまで仕掛けを投げようと必至になっているようなマナーが無い者達が多くなってきている。

 

もう少しマナーも魚の事もお勉強して頂きたいものだ。

 

海は誰のものでもないのだから。

 

 

まあ少しは私も大人になったでしょ?www

だって言う側の私だって嫌な思いしかしないんだからさ・・・

 

話は逸れたけど、次に向かったのが毎年入っているポイント。

 

ここは川も入っていて間違いが無いのだけど、船頭さんがもう一箇所あるというので、私も入ったことが無い釣り場だしそちらに行ってみる事にした。

 

滝が流れていて、その真下に群れが溜まると言うが、岩の上に乗って釣らなければならない為に、

初心者には無理があるが、皆がそこに入る為に船の入れる浜は人が居なくて貸切状態だった。

 

今回は初めて釣りをするような人もいるし、群れにあたれば何処も同じなのでこのポイントに入ることにした。

 

早速釣り始めると、F君にヒット。

他の人達にも当たりがあるが皆ばらしてばかり。

せっかく岸まで上げたのに波に持っていかれて逃がしてしまったり、魚の勢いに負けて竿を緩めた瞬間にバレてしまったり・・・・

 

全員に当たりはあるのだけど、上げる者はF君だけ。

一匹上げた後すぐにもF君にまたまたヒット。

 

「あら?皆さん遠慮せずに早く釣った方がいいよ」とまで言う始末・・・

 

早く黙らせなければ。

 

まもなくして私にもヒット。

久々の手応えを楽しみながらしっかりとキープした。

その後F君が4匹、私が2匹。

後の皆はバラしてばかりで誰も岸にあげてはこなかった。

 

船頭さんが見兼ねて、何も釣れていない人だけを船に乗せてくれて群れを追いかけながら釣らせてくれた。

それでも上げる事が出来なかったらしい。

 

メンバーを交代してまた沖に出て行くが、札幌組がようやく二匹上げて戻ってきた。

 

他のメンバーは全員ボウズ。

 

今までの釣りツアーでは全く考えられないような光景に流石の私もビックリした。

 

そんな状況の中で、船が出て行ってる間に私はF君の記録を破って5匹釣り上げる事が出来たのだけど、普段なら15匹以上は釣れていたのに今年は本当に困ったものだった。

 

時間来たので港に戻り、船渡しの釣りを終了した。

 

 

しかし!

 

何となく物足りなさが残っていて、帰りに前日のポイントで軽く竿を出さないかと言うと、全員賛成!

早速ポイントへ移動したのだけど、昨日の何倍もの群れがウヨウヨしているではないか。

 

皆で仕掛けを投入。やはり当たりはくるが全員バラしてばかり。

 

そんな中Yちゃんがよやく念願の一匹をゲットする事が出来た。

続いてF君と札幌組にもヒット。

私もちゃっかりゲットさせて頂きました。

 

残念ながら残りの3名は岸まで上げるところまできておきながらも全員バラしてしまってとうとう釣り上げることが出来ませんでした。

 

帰りの時間が迫ってきたので2時過ぎに納竿して今年の羅臼釣りツアーの幕を閉じた・・・・

 

今回初体験で一匹ゲットしたYちゃんは初めはあまり乗り気では無かったけど、一匹上げた手応えがクセになってしまったらしく来月のシャケのシーズンにはまた行きたいと言い出しているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

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