奥山陽一のコラム

2010/06/20

心臓停止脈無し

 

デカイ図体で颯爽と走っていたあいつが逝ってしまった。

 

逝くちょっと前まで元気に腹いっぱい飲んで元気に走っていたのに・・・

 

アメリカの血が流れているあいつ・・・・



 

スタート直後から勢い良く走り出し、見る見るうちに先頭集団を捕らえ、

チャンスと見るや一気に先頭に躍り出た。

 

トップに立ち、ドンドン後続を引き離していく・・・

 

 

あれ?

 

何か様子がおかしい・・・

 

無表情のまま心臓を押さえながら路肩で崩れ落ちた。

 

私は必死に心臓マッサージを施すが反応が無い。

 

 

 

ここまで書いておきながら・・・・

 

 

実は私の愛車が逝ってしまいまった話です。

 

会議があり、何故かいつもより余裕で出発。

高速を走り、和寒を抜けた辺りの追い越し車線を過ぎた瞬間、異音と共にエンジンが止まってしまいました。

 

全長560cm 幅210cm のデカイ図体。

シボレーエクスプレス5700L

フルサイズバンと呼ばれるこのデカイ車は同じ車種として二台目になります。

 

最初にこの手の車を購入し、そのデカさと乗りやすさにハマッてしまい、乗り換える時も同じような車を購入しました。

前の車はシェビーバンという車で、同じ大きさプラスハイルーフで車高が2m30cmもあり、

ロケなどではモデルさんやお嫁さんが普通に着替えが出来るほどで、美容師さん達からも評判が良かったのですが、エコの事も考え、次は若干車高の低いロールーフに乗り換え・・・・

 

ロールーフといっても車高は203cm。

やっぱりデカイ・・・・

 

エコ? ハイルーフからロールーフに変えたんですもの当然燃費は良くなる筈です。

 

エコ? そんなもの気にして好きな車に乗れるかよ!

 

エコ? ・・・・とは無縁な車です。

 

前の奴が当たりだったせいか、ロールーフに変えても燃費は変わらず、逆に悪いくらいかも。

 

かれこれ5年目に突入するころでしょうか・・・・・

 

参りました。

 

何度かセルを回してもプスリとも言いません。

すぐに保険屋さんに連絡を取り、レッカーの手配。

同時にスタッフの海彦に迎えに来てもらうようお願いしました。

 

かれこれ1時間弱、ようやく海彦が登場。

 

ニヤリ・・・・

 

海彦後は頼むぞ!

 

ドラえもんのジャイアン状態。

 

どうしても行かなくてはならないのだ・・・・頼むぞ!

 

海彦を逝った車に残し、私は現場を後にしました・・・・・

 

後から聞いた話ではレッカーできずに、搬送車で運ばれたそうです。

 

スマン!

 

昨日整備工場に面会に行ってみたら面会謝絶状態。

医師団が懸命に治療にあたってくれていました。

 

なんとか蘇生してくれれば良いのですが・・・

 

治療費が怖い・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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