奥山陽一のコラム

2010/05/29

いつものO君・・・安保条約を見直せ!

 

そろそろ来るだろう・・・・

 

予感的中!

 

奴がきた・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



 

 

「おれだー!」

 

「だれだー?」

 

「おれさまだー!」

 

「きさまか!」

 

似たような会話を思い出す。

北見にも約一名、俺だー!と電話を掛けてくるやつがいたっけ・・・

 

 

「いやあ~~師匠の読み通りの展開ですなあ、 社民党。」

 

「何が?」

 

「この前の電話で、悪の元凶は社民党だって言ってたじゃない。

今社民党の連立の問題で揺れてるけど、おいらはすぐに師匠の言葉を思い出したよ。

先物取引のプロだよなぁ・・・」

 

 

「バカたれ! 俺は先物取引なんてした事無いぞ! 先読みのプロと言ってくれw

俺の場合は イタコ が降臨して俺の心を無視して勝手に喋り出すわけだよ。

だから朝の会話も記憶も無い時が殆どだわな、だもん、昨日の会話なんてもっと覚えちゃいないって! だから俺の発言には責任は無いのだよw」

 

「それって一言で言えば無責任って話だろwww」

 

「人間界ではそうとも言うwww」

 

 

「で? どうなの? 罷免、離脱、もろもろな話」

 

「俺に聞く話じゃないだろ? それは鳩に聞くことだろうよ。

俺が鳩さんならもっと早くにどやし付けて、それでもダメならさっさと罷免してるよ」

 

 

「じゃあ今回の罷免は正しい判断だと?」

 

 

「いや、正しいとは思わない。 ここまでの話になってしまったから罷免という結果なだけ。

その前に帳尻合わせに連立なんて組んじゃいかんわな。

まあ何せ後手回りで、判断能力が無いというかリーダーシップがないというか・・・

鳩さんはやっぱりNO1じゃなく、NO2、NO3 くらいの位置で生かされるタイプだよな。

でもな、ギャアスカ騒ぐ前に冷静に考えてみて欲しいんだ。

この問題は今に始まった話じゃないって事だよな。

タイミングが良ければ、鳩さんも自民党が築き上げてきたものを背負わされて可哀想だなって言われていたかもしれない。

いや現実可哀想な部分も多いよな。

でも今の のろまな鳩さんは行動が遅すぎるから全てのタイミングを狂わせてしまって、自分の首を絞める格好になってるんだよ。

先を読む事が非常に下手くそだと思うんだ。」

 

「まあお前の性格なら罷免しちゃうんだろうなw でも社民党だって全国に議員が居るんだろうから民主党もくっついていたいだろうと思うんだけど、離脱させたくはないだろうね。」

 

 

「関係ないって! そんな事気にしてるからリーダーシップが取れないんだってば!

軸がブレちゃいかんだろう!!  会社だってそうだろ?社長の方針が右と言えば右、左と言えば左だろ?

皆が右に向いて進んだときに、もし間違えがあればトップが責任を取るしかないんだよ。

でも皆が右に進み、誰か一人が左を向いて間違えがあればどうだ?

それでもトップは責任を取らなければ成らなくなるけど、それこそ悔しい思いをするだろうよ。

悔しい思いをしたくなければ、最初から左を向きそうな人間とはキッチリ意思の確認を取り、きちんと契約書でも交わすぐらいしとかなきゃいけないわな。

それでも左を向いた時には首を切っても切られても致し方ないと思うぞ。

そんな話なら俺でさえ常にスタッフにも話してる事だぞ。

逆に言えば社民党だって世間のお涙頂戴ってな感じで、ひたすら民意、民意って騒いでるだけだろ?

じゃあお前達が直接アメリカに乗り込んで NO と言えるのか?って聞いてみたい。

今のところ共産党くらいだろ、実際に向こうまで行って意思表示してきたのは」

 

「何となくお前が悪の元凶は社民党だなんて事を言ってから、俺もあの党首の顔が悪者に見えてきてしょうがなくなってきたんだけど、罷免したところで普天間問題が解決するような話とは関係ないだろうさ。 どう決着がつくと思う?」

 

 

「決着なんて着く訳ないだろ。

結局は今のやり方では何も変わらないんだってば! 

1つだけ俺が疑問に思う事があるんだけど、お前達マスコミは鳩さんを勉強不足と囃し立てるけど、

お前達も勉強不足だと思うぞ。

いや、国民全てが勉強不足であり、意識不足だと思う。

憲法9条の事もそうだけど、日米安保条約について口にする人間が誰一人として居ないじゃないか? 

この日米安保条約をきちんと紐解けば解決策のヒントが隠されているかもしれないんだぞ。」

 

 

「日米安保条約? 師匠の頭の中はどうなってんの? お前そんなに勉強出来たっけ?

何となく耳にはしたことがあるけど・・・・

それが解決策なのか?」

 

「説明すると、お前は先に答えを出してしまうって何時も怒られるから、お前達がきちんと勉強しろよなw

でもな、お前達は目先の出来事に対してだけに目を向けて事実を伝えているなんて錯覚を起こしているだけで、本来はもっと先読みするなり、もっと歴史の経緯を紐解く必要があるんじゃないか?」

 

「仰るとおりで・・・・でもさ、おいらだけ左を向く訳にはいかないのですよw 

で? 安保条約から話の展開は?」

 

 

「ない! 紐解けば解る! 

 

俺が今一番に考えて欲しい事は、 そもそも というところの原点を考えて欲しいんだ。

 

人間が人間を殺める道具になってはいけない!

 

人間が人間を傷付ける職業はこの世に必要は無い!

 

でもその職が存在すると言うのは何故なんだろう?

 

俺が投げ掛けたいのは そもそも  の原点からなのだよ。

 

そこを一人一人がしっかりと考えていかなければ、目先の出来事で全てが流されてしまうだけだし、

本当の平和が訪れる事はないのかもしれない」

 

 

「んん・・・・なんだか話のスケールがデカ過ぎて解るような解らないような・・・・

人が人を傷付ける職かあ・・・・

もうちょっと勉強して出直してくるわ」

 

 

「くだらない世の中だけど、国や政治が悪いって騒いでも、その政治を選んで一票を投じてるのも自分達なんだし、御輿を担いだのなら最後まで担いでやれよっっゆうの!」

 

「ホーイ! わっしょい、わっしょい お勉強してきま~すw」

 

 

そろそろ来るだろうと思っていたいつものO君、まあ彼の能天気な性格からはこの先の出世も望めないだろう。 これが私の先読みですw

 

でも、法律というのは所詮人のてによって作られたもの。

必ず逃げ道はある。

政治家も金儲けの時だけ法の勉強せずに、時には正義の為に法を紐解いてみてもらいたい。

それが今回の普天間の話の中では日米安保条約なのだと思う。

もしもっと冷静に本当に民の為の政治を先に考えていたのならグアム辺りにお引越しして頂けたのかもしれない。

 

今回の罷免・・・・・

 

本当に罷免をされなければならないのは 鳩山さんだったのかもしれないと思う。

 

 

 

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