奥山陽一のコラム

2009/07/04

士別市 市長選挙

 
このところどうも街の中がきな臭いというか、ガスが漏れて充満しているというか、人間同志の空気があまりよろしくないような気がしてならない。

9月に市長選を控えて、二人の候補が名乗りを挙げているのだけど、当の本人達より周りの陣営の人達の方が熱くなっているのかもしれない。

私のところにも青年部の部長をやってくれないかと話がきたが、丁重にお断りさせてもらった。

 

今回の市長選、誰に入れろとは言わないけど、若い人達と話をする時に、今回の選挙は俺達の街の5年後10年後を占う選挙だから真剣に考えろと言う事だけは言っている。

 

そもそも党の為の政治かなんだか解からない状態で国民不在で自分達だけが盛り上がっているようにしか見えないこの国の政治。

 

私達の声が国政に届く事は皆無かもしれない。

 

でも、市政は違うと思うんだ。

 

本気でぶつかればなんとか市政くらいには声を届ける事が出来ると思っている。

 

それを受け止めてくれる人をきちんと見極めて一票を投じたいものだ。

 

民の為の政治じゃなければならないものを、やれ党だ、やれ組合だの全く持ってナンセンスでしかない。

 

二十歳になれば誰もが手にする選挙権。

これは国民一人一人に与えられた自由の権利なのだ。

国が悪い政治が悪いと言う前に、その政治家を選んでいるのも自分達なのだということを理解しなければならない。

税金の無駄使いも徹底するべきだけど、自分達の選挙権というものを無駄使いしないでもらいたいと切に願う。

 

こんな話を若い人達としているのだけど、そんな矢先、電話があり、私が一人の候補の青年部の部長になったとちまたで噂になっているというのだ。

電話をしてきたのは、もう一人の候補の青年部に属しているらしいのだけど、よせば良いのにと非常に残念に思えた。

 

簡単に言えば、それがどうかしましたか?の話である。

 

そりゃそうだろ?

 

だって自分の一票だもの何処の誰に入れたって構わないじゃない。

 

仮に私がその青年部の部長なんぞやとかいうものをやったとしたらどうなの?って言う話ではないか?

 

何がどうして、そんなものが噂になるのかも解からないし、その必要性がないじゃないか?

 

ましてやその方とは日頃お世話にもなっているし、一緒に食事をしたりする仲だし、街の事でも色々お互いに熱く語ってきた付き合いなのだ。

以前にもなぜ党の為の政治をするか解からないとぶつけた事があるし、前段で書いたような内容の話もしているはずなのに・・・・

 

俺は誰の為の一票も持っていない!

 

自分の為、未来の子供達の為に、この街を考える為の一票を持っているだけなのだ。

 

一人一人の一票を大切にして頂きたいと願う今日この頃です。

 

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