奥山陽一のコラム

2009/07/13

知床ガイド4

 

今朝は予定通りに皆が起きれたので、飛行機の時間まで美瑛をドライブしながら空港に向かう事にした。

さっそく美瑛のメンバーに連絡を取り、案内してもらう事にして士別を後にした。



今回の知床で大自然をいっぱい見たから、美瑛に行ってもそんなにたいして変わりはないという話もしていたのだが、娘さんは少しの時間でも行ってみたい様子だったので、目覚まし三つを枕元に仕掛けておいて正解だったw

 

美瑛に到着し、まずはラーメン。

考えると北海道に来てまだラーメンを食べさせていなかった。

美瑛でラーメン?

と思いきや、以前になかなかいけるラーメン屋さんに連れて行ってもらった事があったのを思い出した。

その時と同じラーメン屋さんに案内してもらった。

 

その後美瑛の丘等、要所 要所を周りながら 北海道でいっぱい肥えさせると言っていたので、ラーメンの後なのに、メロンやソフトクリームを半ば強引に食べさせた。

お腹が痛くなって飛行機に乗れなかったら、また戻っておいで~~と冗談で言ったものの、その後の二人のお腹の調子はどうっだたのか・・・w

 

二人を空港まで送り、搭乗口で最後のお別れをしようと思っていた時、何気に私の車を移動するように言われた気がした。

もうすぐ手荷物検査・・・・

ダメだ、非常にまずい気がしてならない。

申し訳ない気持ち半分で二人にお別れを告げ、空港の外に走った。

 

やっぱり・・・

 

私の車を警官が3人で囲んでいる。

周りにも沢山車があったけど、みんな一目散に移動したようだ。

 

笑顔で一言!

「ごめんなさ~~い!トイレが長くて~~~ 見送りに来て手続きが済んだら直ぐに帰る予定だったんですが

漏らす訳にもいかなくて~~~~www」

 

警官もあきれた顔で苦笑い。 

なんとかその場は許してもらい、逃げるように退散w 

なんてたってゴールドですから 爆

 

こうして知床珍道中が無事に終了。

 

今の自分があるのは二人の先生の御蔭。

いつも顔を出す度に家族の皆さんが暖かく迎えてくれます。

普段の自分の生活には無い時間を過ごさせて頂いており、いつも感謝感謝です。

どこかでお返しが出来る事があるならと思いながら15年が過ぎてしまいました。

 

今回の旅行で少しでもお返しできたらという思いと、私がいつも思う、東京が中央じゃないんだ!

俺の愛する北海道が中央なんだと発信できなきゃダメだという気持ちの中、どうしても自分の愛する北海道を

知って貰いたいという気持ちの中、若い人には感性があるうちに、海外旅行も良いけどこの北海道の特に大自然の厳しさや温かさを感じてもらいたいと思っています。

 

本当は一人で来てみて、キャンプでもしながら多少の不安さと不便さを感じながらもっと自然の中に身を置いてみると、感じたものや身に着けた知恵なんかは絶対に将来役に立つ時が来るんだけど、まあそこは女の子でもあり、無理には言えない部分だけど、彼女が北海道を少しでも好きになってくれたら良いですね。

 

今回の旅行は、まだまだほんの僅かな一部分だけでしたが、ツアーやなんかでは味わえない部分も多かったと思います。

若い娘さんが温かい両親に育てられたからこそ、今の自分の素直で良い人柄があり、それがみんなに歓迎されると言う事をこの北海道旅行の中で何か少しでも感じてくれたら良いなあと願います。

 

次は冬の北海道って言ってるけど、冬の北海道から生きて帰れるかな 笑

 

 

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