2009/06/26
日肖写4 東京
私は何処の街でも何処の国でもこんな感じかもしれない。
しょうもないとか危険が危な~~い!と言われても楽しけりゃ良いのだ。
同じ人間同士、ニコニコしていりゃいきなり石をぶつけられる事もないだろうしね。
周りも楽しく笑えれば良いのだ。
面白くない顔していれば周りも気を使うし、空気が悪くなるだけだから、それが楽しくないならニッコリ笑顔でバイバイしながら帰れば良いだけの話。 楽しまなきゃ損だもの。。。
そんな楽しい昨夜とは一変した雰囲気の中、今日は朝から合評会。
その前に三つの賞に三人ずつ候補者がノミネートされているのだけど、受賞者を決める投票が有って、受賞者は会員による投票で決まるのだ。
私は昨日のうちにどの作品に入れるかは決めて有ったので、再度作品を見直して投票させてもらった。
投票後一服していると、役員さんがやってきて合評会の司会を頼まれた。
50点くらいの作品を数人の司会者がコーディネートしながら進めていく。
私も何度か経験させて頂いたが、今回は最後の締めの司会者ということです。
締めの司会者はそれなりに経験があり、ある程度見る目がなければいけないと聞いていた。
自己修練の為にやらせて頂く事にした。
作品が出てくると、光の方向性や、構図だけではなく、カメラマンの精神的なものまでの話も出てくる。
あっという間にお昼になった。 食事をし休憩を挟んで後半戦突入。
いよいよ残り10数点。
私の出番がやってきた。
最後の締めの司会の難しいのは、出てくる作品が大御所の重みのあるモノクロ作品ばかりで、最後は会長の作品が登場するからなのだ。
どうやって進行していくかは大体考えてあった。
まずは若い人に当てて、締めを大先輩達に当てようと考えていた。
北海道の勉強会でもあるのだけど、若い人を後にすると、 私も同じですとか、皆さんがおっしゃる通りで私もそお思ってましたとか・・・・・お前らのレベルで同じわけ無いだろ~~!といつも内心笑ってしまう。
今後の組織の為にも若手から言わせる。 自分の今のレベルの中の考え方で喋れば良いのだ。
そして先輩達の話を聞かせてもらいながら見る目線の違いや、色んな事に気付けばいいのだ。
とりあえず何とか盛り上がってくれたようで、無事私の役目を終える事ができた。
合評会終了後、いよいよ賞の発表です。
今回は三つの賞に北海道から一人ずつ3人がノミネートされていた。
結果は・・・
私の元で勉強してくれている若手が見事受賞してくれた。
残りの二人は惜しくも破れてしまった。
一人は1票差で負けたのでさぞ悔しかったに違いない。
でもやはり作品的には相手の方が見せ方等のテクニックは一段上手であることは見れば解かるので、逆に1票差まで追い込んだだけでも凄い事なのかもしれない。。。
今年の大会も無事終了・・・・・
しか~~し!
これで終わるのが日肖写ではない!
毎年終わると、気の合う仲間で打ち上げと言うわけでもないのだけど、電車や飛行機の時間までワイワイと飲み会が始まるのだ。
早々に近くの屋台に入り、酒盛りが始まる。
やはり、作品の事や会の方向性の話で盛り上がる。
六本木のオフィス街にある屋台居酒屋なのだけど、凄い大盛況。
次から次へと客が入ってくる。
それも若い女性同士のお客さんが物凄く多い。
屋台と言えばおっちゃんサラリーマンというイメージが強かったけど、時代が時代なのか・・・・OLさんだらけで、私たちも混んでいるせいで二時間で追い出されてしまった。
これで解散・・・・と思いきや、東京駅まで移動して飲む事になった。
さらに事件!
なんと! 私の泊まるホテルが・・・・・
予約されていなかったのです。。。
駅の近くか品川辺りのホテルに泊まろうかと考えていると、会長と三ケ日の先生が、おいOOさん今晩泊めてあげてくれる~~?と親切に今夜の宿を確保してくれた。
周りの皆さんの顔を見ると、クスクス笑っている人が居たり、御愁傷様と言わんばかりの人が居たり・・・
このOOさん、日肖写では一番の酒呑みで、一番怖がられている存在。
朝まで熱く、 いや半分スパルタ教育のように作品に対して語る人なのだ。
生半可では相手が出来ない程熱い大、大、大先輩なのだ・・・・
隣で静岡の先輩が慰めるように私の肩を叩く・・・・御愁傷様と言われているようだった。
そんな中ブラブラとしながら団体で入れるお店を探す。
普通の丼物屋さんに入ると、まずは焼酎!・・・
私はたいして飲めないので丼物を頼んだが、皆さんも同じに丼物を頼んだ。
お茶の代わりに酒を飲みながら丼物を頬張る姿はそうそう見れるもんじゃない。
電車の時間が来たので、ここで解散。
皆と握手を交わし、お別れをした。
OOさんがニコニコしながら手招きをしている。
「いやあ、今夜は楽しみだなあ・・・お前にはたっぷり作品とは何か、写真とは何かについて話をしてやりたかったんだ~」
「・・・・は はい 宜しくお願いします」
初めて女性の部屋に泊まった10代の頃よりドキドキしているかもしれない・・・
部屋にお邪魔するなり、焼酎が出てきた。
チビリ チビリと舐めるように口にする。
OOさんがおもむろに作品のファイルを取り出して見せてくれた。
OOさんも女性のヌードを撮り続けている作家だけど、私や三ケ日の先生とは全く違う、リアリズムな世界でモロに女そのものが切り取られている感じがする。
見ているだけでも情熱が伝わってくる。
「北海道で今作品をやれるのはお前しかいないんだよ! まだまだ若い奴らのあんなエネルギーじゃ作品やってますなんて言えないし、言わせちゃいけないんだって!!写して写ったものを作品だなんて言わせるんじゃないよ!大会が近くなってきたから写しますってのがバレバレじゃねえかよ!違うかよ?俺達は常に写真に向き合って、これでもか、これでもか!ってやってるんだよ。じゃなきゃ自分が存在しないんだよ」・・・・
この後もいろんな作品作りの苦労話や、 自分の持ってきた作品を見てもらったりしてアドバイスをして頂いた。
色んな話を聞かせて頂き、その魂に感動させられ目がウルウルしてしまった。
自分でも何故か解からないのだけど、情熱や一見荒々しい口調の中に凄く優しくて温かい人である事が心に響くのだ。
来て良かったと心からそう思えた。
来年に向けて早々に作品作りに励もう、もっともっと引き出しを多くして、もっともっとやらなきゃ!
そう心に誓い、今年の日肖写を無事に終了した。

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