2009/01/26
風の会最終日
勉強会が無事終了し、翌朝早くから電車に揺られてまずは八王子へ。
北海道にも二度講師に来てくださった富田先生のスタジオ見学だ。
駅に着くと約束の時間までまだ時間があるが、駅には休憩場所も何も無い。
おまけに寒い。
駅の周りを見渡すとうどん屋さんを発見。
コーヒー代わりにうどんを・・・だいぶ暖まった。
いよいよスタジオ見学。
機材は良い者を使いつつ、スタジオはあちらこちらに先生のアイディアが
散りばめられかなり工夫されている。
みんなが写真集なんかを眺めているうちに、私はスタジオの光の入り口を
探して見ていた。
高い旅費を出して勉強しに来たんだから一つでも日本の写真業界のトップクラスの
技や考え方なんかに触れて自分のスタジオに持って帰りたい。
自然光を取り入れたセットの中に、不自然に姿見の鏡が置いてある・・・・
もしかして?・・・・ なるほどね~・・・
一人でニヤニヤしてしまう。
自分のスタジオに戻ってすぐに取り組めるテクニックを頂いた。
でも一緒に行った連中は気付いているのかな?
まあそれは個々の問題だし、気付かないでいてくれる方が都合が良いw
その後先生のアトリエに案内される。
どこからでも撮影が出来るし、本当にお洒落な空間だったが、ここは金が無ければ
真似のしようが無いという感じだった。
色々刺激を受けながら富田スタジオを後にした。
次の訪問先へ・・・
次にお邪魔したのは昨年の北海道大会で講師で来て下さった浅利先生のスタジオです。
町田市にある先生のスタジオはその写真からは想像が出来ないほど狭い空間だった。
さすがに一同唖然・・・
おまけにスタジオを見学させていただける事事態メーカー側もビックリするくらいらしい。
大会が終わってからも先生からは個人的にメールも頂いたりして、多少の交流があったので、
逆に私はお会いできるのを楽しみにしていた。
浅利先生は惜しむことなく実際の撮影を見せてくれた。
独特の間合い、独特な空気感・・・・私にはまだまだ真似出来る範囲ではないが、
やはり自分から感じなきゃ!盗まなきゃ!
一体どうしたらこの距離感が写せるのだろう?
狭い空間の中で独特の光の使い方をしている事に気付いた。
もしかしたら自分のスタジオでも応用して今までと違う表現が出来るかもしれない・・・
またまたニヤニヤしてしまった。
先生の案内で風情のある喫茶店に連れて行っていただいた。
バイトの女の子が注文を聞きに来る。
一瞬独特なオーラを感じた。
話し掛けると気さくに冗談も返ってくる。
でも何となく何かが違う。
先生に聞いて納得。
遠くの街から来ていて、絵の勉強をしているそうだ。
雰囲気からもちろん抽象画でしょ?と聞くとやはり抽象画が好きで色々勉強しているらしい。
浅利先生も抽象画のような独特な雰囲気を醸し出しているが、似たような空気の人が集まってくるのかもしれない。
おいしいコーヒーを頂きながら楽しい時間を過ごし、ここで飛行機の都合上私とF君を残して
解散。
事前に先生が私達にお付き合い下さると言うことだったので、電車に乗り込み新宿へ。
私とF君が新宿に宿泊していると言う事から、わざわざ先生が新宿の高層ビルの最上階で
夜景でも見ながら食事をと誘ってくださった。
残念ながら天気が悪く夜景は見えなかったが、高所恐怖症の私には丁度良かったのかもしれない。
三人でとても有意義な時間を過ごさせていただいた。
メーカーや周りから見ると先生は独特なオーラを持っていてなかなかお近づきになれないと思われがちらしいが、私から見れば亡くなった自分の先生と重なる部分もあり、懐かしい匂いのする先生だ。
真剣にぶつかれば真剣に心で返してくれる・・・・確かに中途半端に近づけば一睨みだろうけど、
それは私も同じ。
中途半端に写真に対して上辺だけ盗むような人間が近づいてくれば睨みたくもなる。
最後の最後までお世話になり、先生は私達が夜の街での遊びもしたいだろうと変に気を使ってくださり、電車の時間もあるのでと、新宿駅でお別れをした。
後姿を見送ったが、とても60半ばに手が届く方には見えないカッコ良さだった。
F君と二人で、メッチャお洒落でカッコイイよなあ~と感心しつつ、夜のネオンに足が・・・
泊まっているのは新宿3丁目。
嫌でも二丁目のとなり・・・・おねえちゃんはいいから、せっかくだからニューハーフの
ショーでも見ていくか。
それが悲劇の始まりだった・・・
二丁目に足を踏み入れると、どう見ても男同士が手を繋いで歩いていたり・・・
目をパチクリしながらキョロキョロしてしまう。
あそこの二人も男同士かよ?
あっちもかよ?・・・・
目的のニューハーフバーのようなお店は見当たらない。
グルグルと2丁目を歩き回った。
F君も目が点になっている。
ようやく髪の長い人影が・・・・恐る恐る声を掛けた。
「あのぉ・・・この辺にテレビでよく見るようなショーの見れるようなニューハーフバーなんかご存じないですか?」
「あるとは思うんですが、私もこの辺は良く解からなくて~」
綺麗だ。
声も可愛らしい。
「凄く失礼ですけど、女性の方ですよね?」
「え?やだ~~!ちゃんとした女ですよwww」
「ごめんなさい!この街を彷徨ってると頭の中がパニクリまくりで、すみません!」
「全然良いんです。私もお二人がそちら系の方だと思ってましたからwww」
「ゲゲゲ!おねえさん綺麗な顔してきついですねwww」
いやいや本当に頭の中が混乱していて、全てにおいて疑心暗鬼になっていた。
お姉さんは親切にも帰る方向とは逆なのに私達を案内して、二丁目の地図やパンフレットを置いてあるお店まで案内してくれて、笑顔で手を振ってくれながら去っていった。
ようやく一軒の店に辿り着いたが、入る覚悟が・・・
夜の街を闊歩してきたんだ、何をビビッているんだ、行くぞ~~!
扉を開けると、そこは異次元空間だった。
席に案内され、周りを見渡すと他のお客様のボックスには目を疑うような綺麗な女性?が接客をしていた。
背後から・・・いらっしゃいまし~~~~!
こんばんは!と振り向くと・・・・ヒョエ~~!!!
目が点になった。
へたな芸人より見た目からおもしろい。
180cm130㌔ 元柔道部の巨漢が元気良く登場。。。
「すごいっすねぇ~」
「何が凄いのよ~~?」
「全てが!w 2丁目の珍獣だべwww」
「あらちょっと、い う よ ね ぇ~~~~!」
wwww
そうそうこのノリじゃなきゃ!後は言いたい放題毒舌バトル。
F君涙流して笑い転げてる。
カツラをクルクル回しながら笑わせてくれた。
今日一日の静粛な雰囲気が一転して爆笑で締め括った。
東京の〆がこんなんで良いんかいと言いながら無事に全日程を終了し、翌日東京を後にした・・・
3泊4日の珍道中。良く遊び良く学べの精神に乗っ取った東京でした。
F君からすると私が居るから珍道中になるのだそうだけど、毎回二人で歩くと爆笑の連続だから
それはそれで良いべ!といいつつ帰路についた・・・

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